伊藤三巳華の恐怖新聞2 -15ページ目

皆さま、沢山の質問ありがとうございました一番多かった質問。『視えるんです。』⑤巻は3/...

『視えるんです。』⑤巻のカバーの色校がきました⠀今回は日本人形ベース#この表紙にピンと...

CUB〜戦慄のサマーキャンプ〜 感想

観たホラー映画☆



タイトルから作品が想像しにくいので
ざっくりあらすじ。

カブ・ボーイスカウトの少年たちと、
3人のドリカムヤング指導員らは、
地元の人が寄り付かない森の一角で
サマーキャンプを遂行。
その中に1人問題児扱いされている
少年サムがいて、
指導員らも彼の扱いに少し
てこずっていました。
そんな中、森には"カイ"という
モンスターがいるというよくある
伝説話があり、
そしてサムは、1人森を散策中、
その伝説のカイに本当出会って
しまい、この森の本当の悲劇が
始まるのでした…


といったお話。
ここからネタバレの感想です。

ボーイスカウトホラーか。。
と、テンプレートを想像して観ると、
冒頭から自然と一体化した
謎のマシーンが登場。
逃げ惑う血みどろ美人指導員は
あっけにとられ、いとも簡単に
捕らえられてしまうところから
映画スタート。

あれ?近未来的なヤツ?
イントロは宇宙人でてくるのかな?
としかけてきました。

…やるな。。観る気になったぜ!


そこから巻き戻して
ボーイスカウト到着に話は戻ります。

ロシアのチョコレートに描かれた
少年のような顔立ちの主人公サム。
たしか孤児で、里親に仕方なく
キャンプに出されたが、
みんなと協調性のない
大人びてて少し影のあるサムは、
みんなに煙たがられ、
トイレの穴掘りを命じられ
せっせと一人で掘ります。

大人2人は入れそうな程の穴を
サクサクと手早く掘るサムに
ニュータイプ的な可能性を見ますw

そんなサムは森の中に不思議な
ツリーハウスを見つけます。

そして森の至るところに高度な文明を
感じる木や機械の一部を組み合わせて
作った罠や仕掛けがあり、
謎の生命体の存在を匂わせてきます。

嗚呼、
少年たちが謎の生命体の餌食に
なってしまうお話なのね。。

と、思ってたら、
サムがツリーハウスで
出会ったのは、木の仮面をつけ
ヨダレを垂らして唸る
謎の少年でした。

…コイツは人間ね。。

でも教育を受けていない
近代のもやしっ子とは違うその
少年をサムは森のモンスター
“カイ” が本当に居た!
と思い込むのです。

その夜、キャンプから
いろんなものが盗まれます。
そしてサムが大切にしていたナイフも。

孤独が共鳴したかのように、
サムはカイを気にかけていきます。
サムはキャンプからドックフード
を盗んでカイに与えに行きました。

…うむ。ドックフードをね…
…ヒトダヨ…

案の定、ツリーハウスの中には
キャンプの盗難品が散乱。
そしてカイが現れ、サムの
ナイフでサム少年を殺そうと襲って
きたその時!
サムはドックフードを差し出します。
カイはキョトン顔。。
が、素早くドックフードの缶を奪い、
歯を立てますが開きません。
サムは持ってきていた缶切りで、
缶を開けてあげました。

がっつくカイ。
…缶を開けた淵で口を切らないか
心配する私。。

2人に友情めいたものが
生まれた瞬間でした。



…あれー?そっちの話???

と、困惑しているうちに
キャンプ地は完全に謎の文明の
利器の罠で包囲され、
黒幕により人間狩りがスタート
するのです。

殺されていく関係ない
近隣住民のモブ…

その横でカイとサムは少しずつ理解し
あっていきます。

途中、サムをいじめた犬を
カイが捕らえ、袋に入れて
殴ったりし、友情を深めていきます。

2つのまだ繋がらないストーリー軸が
気になるが……

そうこうしていると平和なキャンプに
最後の夜が訪れます。

夜を待ちわびはしゃぐボーイたちの
描写がインサートしてきます。
クールにひとり本を読むサムも。
…ニヒルだな。

わかるよ監督。
子供たちは殺されるんだね。。
幸せ描写を入れたいよね。。

けど散らかりに散らかるストーリー。

どうなる友情?

どうなる宇宙人?

どこ向かってるこの
サマーキャンプ??


しかし最後の夜、
サムは森に地下基地を見つけて
しまい、そこには機械仕掛けの
装置もろもろと、殺された人々が貯蔵
してあり、そこには、おっさんと、
飼い慣らされたカイがいたのです。

あの謎の文明の利器を生み出し、
カイを野生少年として飼い慣らした
黒幕はひとりの人間のおっさん
だったです。



あーーーーーただの
サイコな人間だったーー‼︎

それよりカイが
飼い慣らされた敵だとはーーーー‼︎‼︎

サムとカイが協力して謎の宇宙人と
戦ってキャンプを救い最後、
住む世界が違う2人はお別れをし、
お互いの世界に戻る。。
嗚呼、今でもその森にはカイの
唸り声がこだまし、誰も恐れて
踏み入れない森に戻ったのでした。。
…的なエンディング考え
ちゃってたーー‼︎

友情どうなるうぅuuuーーー??!

私がうるさくなってきましたw

映画はおっさんの登場により
急展開を迎えます。
おっさんはカイに命令して、
サムを捕まえるよう命じます。

…やめて…カイ…サムはトモダ…

カイは躊躇なくBダッシュ。

逃げるサム。

サムを探しにきた指導員は次々と
罠やおっさんに簡単に
殺されていきます。

子供たちもテントごとおっさんが乗る
トラックに引かれ、
タイトルの
「戦慄のサマーキャンプ」
は、ものの数秒で片付きました。。

あのサムが掘った立派な穴も全く
出てきません。。
伏線ではないのかぃ。。

サムはニュータイプ的感性で、
おっさんを罠にはめたりし
生き残ります。

が、1人サムに唯一優しくして
くれていた女の指導員がいなく、
サムは意を決して再びあの地下基地へ。

するとカイが女を捕らえていたの
だけど、
…申し訳ないが話をはしょりまして、

紆余曲折あり、
おっさんが登場し3人に

「この中で生き残るのはひとりだ。」

と、急にカイジ展開になります。

女は助けに来たサムを裏切り
蹴り飛ばし、生き残りを優先し、

地下の井戸に落ちたサムとカイは
ナイフを奪い合い殺し合いに。

……ユウ…ジョウ……

その間に女は逃げ、

あの冒頭のシーンに突入するのでした。

サムとカイ、2人はどうなったのか。
最後はどう〆るのか。

…は是非観ていただきたいので
ここまで。


一応おっさんの伏線もきちんとあり、
ここら辺で工場が倒産し、
多くの人が首吊りしたエリアが
あのキャンプ地だった
的な話から、おっさんは工場倒産
と共に、サイコとして生きることに
したのだろうと私は考えたけど、
どうなのかしら?

オランダ語だったからダッチ映画かと
思ったらベルギーの映画だそうです。

散らかり気味だけど熱があって、
とても面白い映画でした。








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