前原、広くは二丈や志摩をふくめての糸島で、活動をはじめると、実に豊かでうらやましくなる生活をされている方々にお目にかかります。私は、勝手に「いとしまスタイル」と読んでいます。


例えば、白糸の滝に行く途中、長野という集落があります。そこに住むHさんは、カリグラファー(これは、西洋の文字デザインにアート的感覚を加えたものかな?)築140年ほどの古い民家を、自費で屋根は茅をふき替えて、建具は昔のままに再生(例えば、波模様が入ったガラス窓とか)し、土間を創り、薪で米を炊き、風呂を沸かすという生活をされています。遊びに行った夕方は、突然夕立があり、汗がジトーと出てきますが、なぜか、昔を思い出して、豊かな気持ちになりました。夕食は無農薬、質素ながら最高のおもてなしを受けました。


残念ながら、文明に甘んじている私には、そこまでの覚悟はできませんが、Hさんのような方々が、失われつつある地域の生きた風景を支えているのだと実感しています。

前原は、このような方々の生活が,最もふさわしい場所だと思います。

私が、このような環境を維持し、もっと豊かな生活をめざすみなさんのお役に立てれば、これほどの幸せはありません。



いとしまビジョン-築150年の茅葺屋根

いとしまビジョン-贅沢なひととき

毎朝、長女で1歳10ヶ月の結(ゆい)が一番早く、目を覚まします。

カーテンを開けると、目の前に神々しい山並みが見えてきます。

今の季節、青々とした稲穂と、山の緑が、合体して目に飛び込んできます。

実に豊かさ、奥の深さを感じます。

前原、糸島は、やはりすばらしいところです。「何か」を感じます。空気感が違う、そんな感じです。

この前原の豊かさを護り、次の世代へ伝えること、そしてもっと創造的な営みの可能性を信じて、市長選挙に立候補しました。

未知の挑戦です。ただただ、今までの経験や知識の一部でも皆さんとともに、前原、そして糸島を、より魅力的な場所にするためにお役にたてれば、という一念です。一緒に、やりましょう! 

この場所を、全国で最も住みたい場所、生活してみたい場所、子どもを育ててみたい場所、そんな場所にできると信じています。

初めて前原市役所、記者クラブへ入りました。

主要な新聞社の支局、それと糸島新聞の記者が見えていました。糸島新聞は、週刊の新聞ですが、約100年の歴史があるんですね。すばらしい地方紙です。

本当は、ネクタイなどしめたくなかったのですが、理由がおもしろかったですね。つまり、ある候補がTシャツで新聞に載ったとします。すると若く、自由な雰囲気を伝えてしまい、他の候補と差別されてします、と言った理由のようです。正面から、しかもネクタイとジャケットの写真は、君ではない!と友人から批難されました。ご理解を!