9月19日(火)
昼は暑くて歩いてられないと昨日の反省を生かし、今日は6時半に朝食を摂り、7時前にはホテルをチェックアウトした。
朝は陽が出ていても、どことなく優しい。肌を痛みつけるような陽光ではなく、肌に語りかけるような陽光だ。このとき、今回の旅で一番の幸せを感じた。歩いて身体を動かして、優しい太陽の光を浴び、綺麗な空気を吸い、街では中学生や高校生が自転車に乗って登校している。ああ、なんて素敵なのだろう。
さわやかな一日が始まる、そんな予感がしたのである。
が、平坦な4号線のようにすらっと宇都宮までいけるほど甘くはなかった。
そう、太陽が強くなってきたのである。朝の太陽を返してくださいと懇願したっておかしくはない、事実、心の中でそう願った。せめて雲が欲しい。「はないちもんめ」のような手頃な感覚で「あなた(雲)が欲しい」と脳内再生した。もっとも相談する必要はないのだが。
昨日は台風一過ということで快晴もわけはなく、仕方ないとは思っていたけど、連日はやめてほしい。
足は全く異常はないのに陽射しが襲う。そのせいで、なかなか進まなく、実際の距離以上に距離を感じた。こんな仕打ちはない。
コンビニを渡りに渡り、マックでシェークを飲んで休憩したりで悪戦苦闘した。
途中で、なんで私はこんな非生産的なことをしているのだろう、と自問し出した。自問すると虚しくなってきた。いったい何をやっているのだろう。あばよくば那須塩原とか白河市とかにも行こうとも思ったりした当初の私を嘲笑した。
暑さのせいかもしれない。そう思うしかなかった。とにかく歩いて、宇都宮駅まで行き、餃子を食べるんだ!!と問いただす。
しっかりしなくちゃ、餃子のために、そしてビールのために。
そして
14時頃。ついに宇都宮駅に到着!!!
昼ごはんにしては少々遅めに、餃子を食することができた!!!
なんとも言えない達成感があった。思い付きの企画ではあったが、成し遂げることができた。
帰りの電車で景色をみると、これまでの景色が逆再生されていて、虚しくなってきた。すかすかの座席に腰をかけて、眠りにつくことにした。
さて、これからもよろしくお願いいたしますん。
(了)