かぼ/石井 裕之
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P.S.アイラヴユー (小学館文庫 ア 5-1)/セシリア・アハーン
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これらの本を読む前後で、いろいろなお別れがありました。

ひいおばあちゃんが他界しました。

すてきなお客さん(36歳)のおばあちゃんが他界しました。

上司(36歳)のおばあちゃんが他界しました。


そしてちょっとショックだったこともありました。

元気な母方の祖母が手術をしたことです。


私は今年で29歳になりました。

結婚して子供を産んでもおかしくない年頃です。

もし私がそういう流れに乗っていれば、ひいおばあちゃんは亡くなる前に私の子供(孫の子供の子供)と出会うことができたわけです。

祖母もつい最近まで元気そうだったので、ひ孫の相手をしていたかもしれません。


でもまだそういうことは起きていない。

これらは2つの事象が重なって、初めてできる奇跡みたいなこと。

なんか私、罪深いというか不幸なことをしているのかも。

そんな気持ちが自分の中に芽生えてきたのです。


世の中の既婚者がご先祖様や肉親、家族を喜ばすために結婚し、子供を産んでいるわけではないのは承知しています。

でも死を意識し、自分のつながりというか、自分が存在しているきっかけというか縁というか、流れを感じてしまうと、それをここで切ってしまうことや、それをしようとしているのが自分だというのがよくないことように思えてしまうのです。


私の周りは、結婚ラッシュとともにご懐妊ラッシュ、そして出産ラッシュと続いています。


しかし結婚して10数年たって子供がいないご夫婦とお会いする機会も多いのです。


「幸せ―結婚―出産」が必ずしも一直線で結ばれているのではないのです。


幸せは人それぞれ。

自分が幸せだと思えば、それが幸せ。

どんな状況の中でも、学ぶことがある。

他の人と比べたり、世間の物差しで測ってはいけない。


…そう言いますけどね。

そう言われて自分もベクトルを自分に向けて、集中させていました。

自分の幸せ。自分の幸せ。自分の幸せ。自分の幸せ。自分の幸せ…。

うーん、イマイチ。

幸せって、抽象的すぎるかな。

それでは自分はどうなりたいのか、どうしたいのか。それでは自分はどうなりたいのか、どうしたいのか。それでは自分はどうなりたいのか、どうしたいのか…。

一度しかない自分の人生を楽しもう。

具体的に、戦略的に、客観的に分析して、感謝して、感謝して、感謝して、感謝して…。

でも。

なかなかそれができない。


たぶん、自分を祝福してくれて、なおかつそれによって家族や自分とつながっている人が喜んでくれたりしてくれることを望む気持ちが強いんだと思います。

私が幸せだと思っている時に、血のつながっていない人(友達、仲間)はたぶんそのまま受け入れてくれると思います。

もちろん、血のつながっていない人にもプラスになるようなことがあれば、なお良いです。

血のつながっている人は、自分が幸せだと思うことにプラスαがあった方がもっといいのです。


そのわかりやすい象徴が、「幸せ―結婚―出産」だったのです。

それですべてが解決するわけじゃないんだけど…。