『カネミ油症事件』をご存知でしょうか?
1968年にカネミ倉庫で製造された食用油にダイオキシン類が混入し、その食用油を摂取した人たちに深刻な健康被害が発生した食品公害事件です。
この事件を引き起こした原因となったのが『PCB(ポリ塩化ビフェニル)』です。
『PCB(ポリ塩化ビフェニル)』は電気が流れにくい絶縁性があり、酸やアルカリにも強く化学的に安定している為、一時は「夢のような化学物質」と言われ、工業製品等に幅広く使われてきました。
ところが、前述の『カネミ油症事件』を契機にその毒性が明らかになりました。加熱すると猛毒ダイオキシン類に変化するのです。
発がん性物質であり、神経やホルモンの異常、皮膚障害、肝機能障害、免疫機能低下等、様々な健康被害を引き起こします。
そして、一番質が悪いのが、一度摂取してしまうと体内に蓄積されなかなか排出されないということ。さらには、親から子へ、子から孫へと受け継がれてしまうことです。
※今現在なお、その後遺症で苦しまれている方々がいます、、、、。
このようなことから『PCB(ポリ塩化ビフェニル)』は製造が中止され、その全廃に向けて法律が制定されました。
『PCB(ポリ塩化ビフェニル)』が使用された代表的な電気機器として変圧器やコンデンサー、蛍光灯の安定器があります。
※一般家庭の蛍光灯の安定器は、PCB含有製品ではありませんので、ご安心ください。主に、工場やビル、学校等の施設で使用された蛍光灯に使用されています。



変圧器やコンデンサーは「キュービクル」や「柱上変圧器」等に使用されています。どちらも一般の方には聞き慣れない言葉かと思いますが、下の画像を見るとどこかで見た気がするのではないでしょうか?
キュービクル

高圧電力を利用する工場や施設の敷地内に設置されています。身近な?ところですと、大型ショッピングセンターの屋上駐車場等で見かけます。
柱上変圧器

電柱を見上げると見ることが出来ます。灰色のバケツのような形をしています。
どちらの設備も変電所から流れてきた高圧電力を工場や家庭等で使える低圧電力に変える装置になります。
古いキュービクルや柱上変圧器には、PCB(ポリ塩化ビフェニル)が使用されている物もあるため、事業主様には今一度ご確認をいただき、PCB(ポリ塩化ビフェニル)含有製品でしたら、廃棄手続きを行っていただけますようお願いいたします。
※PCB(ポリ塩化ビフェニル)含有製品等を保持、所有している場合は、適切に保管後、廃棄しないと厳しい行政処分を受けることになります。
廃棄期限は東海地方ですと、次の通りとなります。
◆安定器及びPCB汚染物
2021年3月31日
◆コンデンサー、変圧器
2022年3月31日
期限が間近に迫っており、また、事務手続きには半年ほどかかる為、早めに対処する必要があります。
『PCB(ポリ塩化ビフェニル)』含有製品の廃棄については、当店ホームページや旧ブログで何度も取り上げましたが、アメブロではまだ記事にした事がありませんでしたので、念のためUPいたしました。
負の遺産を未来に残さない為にも、ご協力いただけますようよろしくお願いいたします。
何かご不明な点がございましたら、いつでも当店までお問い合わせくださいますようよろしくお願いいたします。
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電パーク|いとう
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