アイテム番号: SCP-013-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: 現在、SCP-013-JPはビデオテープに記録されており、そのビデオテープはサイト-8181の収容ロッカーに保管されています。ビデオテープを外部に持ち出すことは許可されていません。また、このビデオテープを最後まで再生することや破壊することは禁止されています。
説明: SCP-013-JPは、3人以上の血縁関係のある人物の映ったホームビデオのみに登場する人物です。
SCP-013-JPは常に、顔に高齢の男性を模したマスクを被っているように見えます。
SCP-013-JPが言葉を発したケースは今のところ確認されていません。
現実ではどうであれ、SCP-013-JPはビデオ映像の中の家族に歓迎され、親しい仲のように見えます。
全てのケースで、ビデオを撮影した者とその家族はSCP-013-JPが撮影時その場におらず、また、そのような人物に見覚えもないと主張しました。
SCP-013-JPの記録されている映像を最後まで再生し終わると、撮影者と家族はSCP-013-JPを親戚であるか、親しい仲の人物であり、映像に不思議な点はないという認識になる。記憶処理を行ったとしても、この認識は消えない。
なお、SCP-013-JPの記録されている映像を複製した物にはSCP-013-JPの存在はなく、全く異常は見受けられません。
(また、SCP-013-JPの記録されている映像は普通に巻き戻したり再生したりできる。)
SCP-013-JPの記録された映像を最後まで再生し終わるか、記録媒体を破壊すると、別の記録媒体にSCP-013-JPがランダムに「移動」します。
移動後、元の映像からはSCP-013-JPの姿が消え、出現以前の映像に戻ります。
SCP-013-JPが「移動」できる距離に制限はないものと推測されていますが、SCP-013-JPの出現は日本国内のみに留まっています。
財団は以前から「ホームビデオに知らない人物が映っている」との報告を調査して来ましたが、SCP-013-JPの持つ異常性ゆえに確保できていませんでした。しかし、20██/██/██にとあるSNS上で同様の書き込みを見つけ、IPアドレスから住所を特定してエージェントを送り込むことに成功しました。
幸運なことに、再生機器の不調により映像は最後まで再生されていませんでした。
SCP-013-JPの記録されたDVD-Rを確保した後、撮影者013-JP-Aとその妻と娘に質問を行い、SCP-013-JPの異常性を確認しました。
財団の用意した再生機器でDVD-Rを全て再生した後、撮影者013-JP-Aとその家族は、SCP-013-JPを遠い親戚であると主張し始め、彼が「娘の誕生日会ビデオ」に映っているのは不思議でも何でもないと語りました。最後まで再生したことで、そのDVD-Rは異常性を失いました。撮影者013-JP-Aとその家族にはAクラスの記憶処理を行った後、解放しました。
補遺: 20██/██/██、撮影者013-JP-Aとその妻と娘、父親(Aのお父さん)の計4人が家で何者かに惨殺される事件が起きました。
警察によると、家には無理矢理押し入った形跡はなく、また、机の上には5人分の夕食が用意されていたとのことです。SCP-013-JPとの関連性は今のところ不明です。
(これ、013jpがホームビデオに映ったその家族を殺してるってことだったら怖いですね…しかも惨殺ですし。ディスカッションに、犯人は別にいて、013jpが見えてなかったから4人だけ殺されたのかもしれないって書いてあってなるほどー!と思いました。個人的には013jpが惨殺犯だったら怖くて好きだなーと思います。)