こんにちは![]()
副院長の伊藤友彦です![]()
九州や中国地方などでは今日、『春一番』が吹いたみいですね![]()
近畿地方ももうすぐ吹くと思いますが、早く暖かい春が来てほしいものです![]()
今回は歯周病の話②です。
日本臨床歯周病学会では下記のことをいっています。
- *上記の項目3つあてはまる:油断は禁物です。ご自分および歯医者さんで予防するように努めましょう。
- *上記の項目6つあてはまる:歯周病が進行している可能性があります。
- *上記の項目全てあてはまる:歯周病の症状がかなり進んでいます
みなさまは上のうち、いくつ当てはまりましたか![]()
もし当てはまる数が多ければ、ぜひご来院ください![]()
さて、前回は歯周病の原因、症状についてお話ししました。
今回は治療についてお話します。
基本的な流れとしては以下の通りです。これは厚生労働省から推奨されています。
1. 歯みがきと歯石除去
まず検査を行って現在の歯ぐきや歯槽骨の状態、歯周病を悪化させる要因の有無などを分析し治療計画をたてます。
まずは原因除去が重要ですから、歯みがきの練習を行います。歯みがきをすることにより、歯ぐきの炎症が減少します。ぶよぶよして出血しやすい歯ぐきも正しく歯みがきをすることにより、かなり引き締まってきます。そうすると歯ぐきの中の歯石が見えやすくなり、歯石除去が効果的に行えるようになります。
歯石を取ると歯石の表面や内部の細菌が減り、さらに歯ぐきが引き締まってきます。
2. 修復物や咬み合わせのチェック
歯みがきと歯石除去で歯ぐきの状態はかなり良くなりますが、これだけではすぐに再発することがあります。
歯垢がつきにくい、また歯垢を取りやすいお口の環境にする必要があります。たとえば適合の悪い修復物などは除去しなければなりません。また異常な咬み合わせがあると変な力がかかって、歯槽骨が吸収しやすくなるので咬み合わせの調整も必要です。
さらに歯周病が進行して歯がぐらぐらしている場合などは、全体のバランスや歯の価値を考えて早期に抜歯することもあります。このような歯周基本治療によって歯ぐきの状態は改善し、ある程度安定した状態が得られます。
この時点で再度精密な検査を行い、状態がよければメインテナンスに移行します。
3. 歯周外科処置
歯周基本治療を行っても深い歯周ポケットが残っていると、歯ブラシが届かず再発の危険がありますので歯周外科を行うことがあります。歯周外科を行うことにより、歯槽骨の形態をよくしたり歯周ポケットを減らすことができ、清掃しやすい環境ができます。また健康保険の対象外になりますが、症例によっては歯周組織再生療法によってある程度、歯槽骨や歯ぐきを増やすことができます。
4. メインテナンス
歯周治療後は歯ぐきの炎症は減少していますが、歯槽骨による支持が十分でないこともありますので、修復物で歯を固定することもあります。このようにひとくちに歯周治療と言っても症状やお口の環境によって治療の流れや期間が異なります。
またいくらいい治療を受けて自分でしっかり歯みがきをしないと良くならないことを認識し、治療が終わったあとも定期的にメインテナンスを受けることが重要です。
基本的にはこういう流れですが、1の『歯みがきと歯石除去』と4の『メンテナンス』がとても重要といえるでしょう。
伊藤歯科医院では、歯周病が進行しないように、みなさまのお口の中を常にきれいな状態に保つように努力しています。
これからも東大阪市の伊藤歯科医院 をよろしくお願いします。