2019年8月29日
13時30
前日からの雨が一気に晴れる
神様が産まれるのを祝福してくれてるのか
そろそろ出る予感がした
少しいきんだところ、
どうやら破水したらしい
分娩室へ移動する
14時
部屋の準備と先生が来るまで待機
少しして分娩開始
僕は下の方は見ずに、
妻の顔をだけを見ていた
それは未来の時からの約束だから
ひたすら妻の顔を見ながら、
呼吸を促すよう声をかけ続けた
「はい、吐いて吐いて〜」
「はい、吸って吸って〜」
今はラマーズ法ではなく、
ヨガの深い呼吸で良いらしい
やっとたどり着いた
14時30分
妻の足の間から頭が少し見えた
この時、僕の目からは涙が溢れた
「もう少しだ、頑張れ!」
そして、ついに、
真っ赤な赤ん坊が出てきた
「やっと産まれた、生きてる!」
また涙が出た
妻も
「良かった、ちゃんと生きてる」
と言った、同じ想いだった
そして、
「オギャー、オギャー」
と、元気な泣き声が聞こえてきた
内心、
「産まれて声が出せなかったら」
「呼吸ができなかったら」
と、心配していた
だから、産まれてすぐ心の中で
「泣け!泣け!」と心で叫んでいた
この時が一番ボロ泣きした
この声が聞きたくて、
今まで二人で頑張った
やっとたどり着いた
全てはこの時のために
その⑤へ続く