9月24日(土)の作業です。

 

昨日、TAシクロツーリストを取り付けましたが、右も左ももう少し外に出てほしい状態です。

右はDi2 12sの設定範囲外です。左はもう少しでペダルがフレームに当たります。

 

寝ながら色々考えました。

 

ネットで見つけたものです。

TAのBB周りの寸法が記載されています。

今回取り付けたのが、344です。

 

実は私が高校の時に組んで、数年前に完全レストアしたZUNOWランドナーはTAでトリプル用の

BBシャフトを使っているはずです。

それが仮に、図の一番下の374だとすると、右側は7ミリ右によりますが、左は変わりません。

 

ZUNOWランドナーを組んだ時、何かの理由で右ワンをTAが使えず、お店の人がSUGINOを使うように言ってくれました。

もしかして、当時も同様に左のクランクがフレームに当たりそうだったのかもしれません。

高校の時の記憶を辿ると、TAとSUGINOで右ワンの厚さが違ったのが理由だったような気がします。

 

早速、ZUNOWランドナーを分解します。

 

壁に吊ったまま作業します。

 

確かに右ワンはSUGINOがついています。

この長さが、パナチタンと比べてたくさん出ています。

 

BBを抜いて、ランドナーとパナチタンに同じシャフトを入れてみて出方に違いがあるか調べたら、

ビンゴ!!でした。

SUGINOの右ワンでは、3mmほど出が少ない。ということは、全体的に左に寄るので、左のクランク問題が

クリアになるはずです。

 

取り出しました。ランドナーについていたものは、上の374でした。

写真の通り、片方だけ長さが違います。

 

しかし、、、

これはまた別のSUGINOの右ワンですが、ベアリングまでの厚さが違います。

 

これでうまくいくことを祈ります。

 

クランク外したついでに、ピンを打ちます。

 

穴開けて

 

今回は、アルミリベットとワッシャを入れてみます。

 

これです。

ワッシャは少し曲げて、チェンが引っかかるようにしています。

 

果たして効果あるでしょうか

 

 

ここで、数日前の作業も紹介します。

アウターとインナーの間にチェンが挟まらない対策です。

最近の11sなどのアウターを観察すると、内側が厚くなっています。

また、アウターとインナーの間隔は昔よりも広がっています。

これはリアの多段化が進んだので、インナーでリアを右に落としていくと、

チェンがアウターの内側に擦れてしますからだと思います。

その広くなった隙間にチェンが挟まらないように、インナー付近のアウターが

内側に膨らんでいます。

これが、チェンリングのデザインをやぼったくしている原因と思います。

 

この策を色々考えましたが、結果アクリルの定規作戦で行きます。

これです。

メモリがある方が薄くなっています。

 

これをアクリルカッターで切ります。

 

 

ここにくっ付ける作戦です。

 

パーツができました。

 

ここにくっ付けるんです。

 

こうなります。

 

挟まりません!!

 

加工前の挟まる写真です。

 

さて、これで組みました。

左のクランク、クリア!!

 

変速は、調整次第な感じになってきました。

 

試乗が必要です。

すでに15時37分です。

 

ステムの位置決めして、コラムを切ります。

これまで、カーボンのコラムは二度ほどのこで切りましたが、

今回のリッチーのフォークが一番硬かったです。

 

これ入れて、とりあえずステムも固定します。

 

初めてのディスクブレーキのオイルをみてみます。

レバーを購入した時に間違って握ってしまい、内部のオイルが吹き出したので、左右のどちらかが

足らないはずです。

また、昨日のホース切断時にもホースが暴れて、だいぶオイルが飛び散ってます。

 

まず、左のレバーです。

オイルは上までありますね。

 

やってみたかったので、やってみました。

 

色々試しましたが、泡の一つも出ません。

握りも元々問題はありません。

 

まぁ、いいか。

右のレバーも同様の握りなので、とりあえず試乗に行きます。

 

 

9月25日 18時14分試乗

 

バーテープはまだです。

団地をぐるぐる走ります。

ブレーキを恐る恐る引いてみると、きちんと効きます。

ただ、ありものの160mmをつけたフロントは、ブレーキかけると

ローターの穴の位置でプスプスプスプスと音がします。

 

リアの変速はOK。調整の範囲。

フロントはアウターからインナーは全く問題なし。隙間に落ちることも、物差しのパーツが吹き飛ぶこともありません。

しかし、アウターには上がりません。

リアが重い側だと上がります。軽い側だとNGです。

もう少し、作戦が必要です。

 

つづく