カーボンチューブレスの続きです。

 

今回はタイヤのビートアップについてです。

IRCのFomura PRO RBCC 25C   現行の前の製品をはめましたが、ゆるゆるです。

こんなに隙間が開きます。

でもこの時点では、これでビートが上がると信じていて、色々試しました。

その結果、フロントはCO2ボンベでプシューッ!とやると上がりました。

リアはどうしても上がらないので、サイクルベースあさひでCO2ボンベを継ぎ足したついでに

店外のコンプレッサーを借りてあげようとしましたが、バルブが合わずNG

どうしようかと悩んでいたら、あさひのメカニックの人が

「中でやってみましょう」となり、そのあと、さらに詳しそうな若い方がトライしてくれて

見事ビートが上がりました。

 

一回それで試走をしたのですが、エア漏れが多いので、ビート部をちょっとづつ落として

石鹸水を塗布していたら、完全にビートが落ちてしまいました。

そのあと色々試行錯誤しましたが、上がりません。

 

ネットで色々調べたところ、結論に到達しました。

ビートが落ちた状態での、タイヤとリムとの密着度をあげれば、ビートは簡単に上がるとのこと。

そのために、チューブレステープを使い、巻き数で密着度をコントロールするということです。

 

早速、テープを購入。

ネットで調べるとこれが代用品になるとのこと。

また、私の場合はスポーク穴はないので、目的は空気漏れではなく、リムの内面の直径を増やし

ビートが上がる前のタイヤとの密着度を上げることです。

 

 

半信半疑で初回は適当に貼りました。

 

タイヤをはめてみると、確かに硬いです。

なんとか手ではめれるレベルまでキツくなっています。

 

それで、フロアポンプで入れてみると・・・・・

なんと、最初から手応えがあり、簡単にビートが上がるではないですか!!

 

 

このあと何回かテープの巻き数を調整し、また、バルブ部に軽くグリスを塗り空気漏れを防止。

テープの幅はサイドのビート部にもかかっても問題ないようでした。ここはもう少し研究が必要。

 

 

これでビート上げは完璧です。

もう怖いものはありません。

 

とおもいきや・・・次のような状態に

 

 

ビートが上がっても、ビート部から空気が漏れます。

さらに、次のような症状にもなります。

 

えーー?  タイヤそのものから漏れてるじゃん。

 

 

これもビートの問題のようです。ネットで調べたらすぐ出てきました。

 

解決策は、ちゃんと石鹸水を塗布して、ビートが上がったあと10気圧くらいまで

上げることで、きちんとビート部が密着し解消することがわかりました。

やはり、ビートが上がるからといっても、石鹸水は必須です。

 

終わり