ご報告パラリンピックの聖火リレー①

８月２４日、お仕事をお休みさせていただいた朝、

私は駒沢公園にいました。

※体調に変化がないか確認するため２週間様子を見ていました。

引き続き元気だったので、きょうお知らせします

（先にお知らせして、ラジオで咳き込んだら「伊藤さん、まさか」と

気象情報が届かなくなってしまいそうなので…）
 

コチラが集合会場

聖火リレーのランナーに選ばれたのです。いきさつはのちほど…

ランナー選出のお知らせが来たのが７月９日

8月24日のお昼前に港区竹芝付近を走る予定と知らされたのが７月１６日

公道は中止という知らせが来たのが８月１２日。

代々木公園でイベントをするという知らせが８月１７日

割とギリギリの連絡でした。

職場の目の前でお昼前後に聖火リレーだったら、

仕事終わってからでも大丈夫かと思ったら、

集合が７：３５～８：３０と早かったのでお休みをいただきました。

駒沢体育館の入り口

受付でこのバッグを受け取ります。まるで健康ランド的な…

中はこんな感じ。髪の毛とかアクセサリーとか中学校の校則並みの注意書きアリ。

まずは説明会に参加します

トーチの扱い方やスケジュール、グループでポーズを決める練習。などなど。

いざ、代々木公園へ

ソメイティのラッピングバス。

代々木公園は蒸し暑い曇り空

トーチを受け取ります

出番まで時間があるので、いろいろなブースを回ってください…とのことで。

コチラ

競技用の義足、ものすごいバネで、身体を真っ直ぐ保つのも大変。

これで走るには様々な筋力が必要だ…と実感しました。

その上でパラリンピック競技をテレビ観戦したら、

一層選手の皆さんの偉大さに圧倒されました。

パラリンピックの聖火ランナーは「３人一組。初めて出会う３人でつなげる」的なコンセプト。

私たちの組は私がAで後ろの席に座ってた女性がB、その後ろがCと決まっていたんですが、

なんとBの女性とは家が驚くほど近所でした。

話の流れで同じ区と判り、住所を言って驚き&大笑い。

これまでもすれ違ってたかもしれませんね、とすっかり打ち解けました。
 

そして写真を撮らせていただいたのがコチラの笠。初めて実物を見ました。

いまとなっては、けっこう優れものな気がします。両手が空くし通気性もあるし。

こちらがリレーのコース。

トーチキスイベント、ニュースで観た時はステージの上という地域が多かったですが、

最終日の東京３区分は代々木公園の真ん中の原っぱに鉄板を敷いた場所。

蒸し暑くて報道陣やボランティアの皆さんや見に来てくれた人の体調も気がかりでした。

最終ランナーの新しい地図の３人は織田フィールド（陸上競技場+ステージ）でした。

中央区最初の組のトーチリレーを撮ってみました（私は港区担当）。

住んでいる地域は特に関係なさそうでした。地方から来た方もいらっしゃいました。

さて、どうして私が聖火リレーを…と皆さんに聞かれました。

簡単に言うと、まさか選ばれると思わず気軽に応募してみたんです。

２０１９年の１～２月だったかな…のある日、

📻マイあさ内で

「今日からパラリンピックの聖火ランナーを募集」というニュースを読んでいて

その時はへぇぇと思っただけでした。

午後、美容院でスマホを見ていたら「応募はこちら」というサイトを見つけて

「朝ニュースになってたやつだ、どうせこういうのって出来レース（すでに決まってる）でしょ」

と失礼なことを思いつつ、鏡の前でポチポチ申し込んでみたんです。

朝のラジオは目の不自由な方やご高齢の方も聴いていらっしゃるので、

日頃は季節感を感じていただきつつ、

いざという時には避難の手掛かりになってもらいたい…的なことも書いたので、

もし、選出されたとしたら、理由はこれかなぁ。

（リレーの２日前に、東京都の視覚障害者の方々の気象講座の講師にお招きいただき、

ラジオの天気予報を大切にしてくださってるとのことで、

「皆さんだけには先にお伝えしておきます、明後日休みますが…」と先に打ち明けました）

しかも職場には選ばれたら言うって書いたらしく、

当日のインタビューで「職場の皆さんに言いましたか？」と訊かれました。

実は、職場でも一部の人にしか言わずにランナーを務めました。

というのもコロナ禍だし、オリパラ反対の人もいるだろうし、

私自身も感染者が増えている状況は怖かったし

休みを取るために必要な人にだけ伝えました。

ちょうどワクチン接種が2週間前に終わったのはいいタイミングでした。

さらに４人まではイベント会場に招待できるとのことでした。

でも、コロナ禍の原宿に敢えて友人知人を呼ぶのはよろしくない。

せっかく職場の目の前で行われるけど、ちょうどお昼のニュースで殆どの人は忙しい。

との理由で、早朝で仕事が終わる３名にお声をかけてみました。
 

続きます…次は、実際に走ってみて（数メートルですが）感動したことを記します。