処置2日目。




この日も先生が外来診察に行く前の、朝9時から始まった。






前日に担当の看護師さんが来て

「私がいない時に、処置があったんですね!私も知らなくて…すみませんでした。」

と。



仕方ないよね。


看護師さんは他にも患者さんいるしね。




とりあえず突然でビックリしたこと、痛み止の座薬が直前だったことを話して、翌日からの処置の話をしました。





そこで

「痛み止の座薬は、入れてからどれくらいで効くの?」



と聞いてみると



「30分くらいかなぁ…」




「……………えーっ!!それ効いてないじゃーん!!」





思わずそう叫び、笑ってしまいました。





だってラミナリアを入れるときの痛みを軽減したくて痛み止をお願いしたのに、直前に入れたんじゃ意味ないじゃん!て(笑)






そして看護師さんと話して、次は処置の30分前に座薬を入れることになりました。







と言うことで、2日目は8時半にまた別の看護師さんが、痛み止の座薬を入れに来てくれました。






この日は色んな感情や想いが溢れてきて、朝早くから先生に手紙を書きました。






緊急入院前に感じていた不安

検診日に羊水がないことを告げられたときの気持ち

入院中の気持ち

子宮内胎児死亡を告げられたときの気持ち




等々、色んな気持ちを手紙にしました。






書き終わる頃に看護師さんが呼びに来たので、急いで書き終えてトイレに行き診察室へ。







診察台に乗ってしばらくすると先生が登場。





いつもはカーテンを引かずに処置や診察をしてるのに、この日だけ何故か先生がカーテンを引いた。






なんでだろ?



と思っているうちに処置開始。






前日と同じように詰めてあるガーゼを取り出し、入れてあったラミナリアを出す。





本数を確認しながら抜いていく。





2回目に入れた本数は6本だった。







そして内診と経膣エコー。






その診察の結果、子宮口が3㎝開いている…と言うことで、ラミナリアの入れ替えはなく、陣痛促進剤の膣剤を入れた。






ラミナリアの入れ替えがないだけで、気分がだいぶ違った。






そして診察を終えた所で、先生に手紙を渡した。





渡した瞬間、何故だか涙が出てきた。





それまでの自分の気持ちを知ってもらえた、安堵感からなのかなんなのか…。







後から分かったけど、あの時診察台のカーテンを閉めたのは、経膣エコーの画面を私に見せないためだったみたい。




また心臓が止まってる2人の姿を見るのは辛いだろう…と言う配慮からだった。





確かに…


あの時2人の姿を見るのは無理だっただろうな…。






先生や看護師さんに感謝だな。






そしてゆっくりと部屋に戻った。