入院3日目からは、毎日ほぼ同じルーティーン。



朝血圧をはかりに看護師さんが来て、血圧をはかり

「高いね~…」

の会話。



入院した日の血圧も高く、それからずっと高いまま。


浮腫みもあったので、妊娠高血圧症と同じような状態。


ただまだ目の前がチカチカしたり、頭痛があったり…と言うことはなかったので、血圧を下げる薬も飲む事なく生活しました。





8時に朝食が運ばれて、毎日小さな声で

「いただきます」

と、一人でもくもくと食べていました。




はじめは多くてすぐにお腹がいっぱいになってしまった食事も、白米の量を減らしてもらうと、徐々にお腹が慣れてきて、毎食完食してました。




12時  お昼ご飯。


お昼は麺だったり丼だったり、ピザトーストだったりと、様々なものが出ましたね。

海鮮丼も出たりで、結構豪華でした。





お昼ご飯が終わると、午後先生や看護師さんが空いた時間にエコー診察。



先生の診察のときは緊張と恐怖で、周りにも聞こえてるんじゃないか…心臓が飛び出るんじゃないか…と思うくらい、心臓がバクバクしていました。




【羊水が増えていますように…
   心臓が動いていますように…】




毎回同じ事を祈りながら診てもらっていました。



が、結果は毎回同じ…


羊水も増えず、赤ちゃん達が窮屈そうに画面に写りました。




双子の姿に毎日胸が苦しくなり、ただただ


【ごめんね】

【あともう少し頑張って…】

【あと少し頑張れば、生まれてきても
   ちゃんと治療してもらえるからね…】



なんとか22週までは…



毎日そればかり考えていました。






さすがに日が経つと


【なんで?なんで増えないの?】

【ちゃんと水分摂って安静にしてるのに】


それしか考えられなくなってきて、本当に辛かった。





15時 おやつの時間。


毎日ケーキやお団子等の、コンビニスイーツの様なものがでました。





夕方?夜?

また血圧をはかりに看護師さんが来て、朝と同じ会話。


結局血圧は双子を出産するまで高いままでした。





18時  夕飯。


一人でいただきますをして、もくもくと食べる。





その後は歯を磨いて寝る準備。


消灯の頃に、夜中担当の看護師さんが挨拶に来ます。



私のいた病院だからなのか普通なのかは分かりませんが、入院中は朝、昼間担当の看護師さんが挨拶に来て、夕方5時頃に消灯まで担当の看護師さんが挨拶に来て、消灯の頃に夜中担当の看護師さんが挨拶にきました。






入院した頃、巷ではインフルエンザが流行っていたので、子供の面会はNGでした。


なので日中子供達がいない時間に母が洗濯物を取りに来てくれたり、主人が仕事帰りに少し寄ってくれたり…と言う感じで、面会はほとんどなく、子供達にも会えませんでした。



たまに長女を連れて主人が来てくれたときは、遠目から長女を見て、声をかけたりしていました。


私の見えるところでは泣いていませんでしたが、エレベーターに乗ると泣いていたそうです。




私は主人に便箋を買ってきてもらって、子供達に手紙を書くことにしました。


長女と4歳だった息子はひらがなが読めたので、普通の手紙を。

入院日に3歳になった次女は読めないので、携帯を見ながらアンパンマンやその仲間達を描いて主人に渡しました。



長女は手紙の返事を書いてくれ、息子は母の携帯から、毎日メールをくれました。



【側に居れなくてごめんね…
   ママも赤ちゃん達も頑張ってるからね】



いつもそんな想いでいっぱいでした。






そう…
赤ちゃん達、いっぱい頑張ってるからね…