以前から同じことを繰り返し言ってきているが、統計上も正しいことがまた証明された:
昨年度の消費者物価は横ばい 3月は0.2%上昇
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120427-00000504-san-bus_all
”総務省が27日発表した2011年度平均の全国消費者物価指数(CPI、2010年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が99.8となり、前年度と同水準だった。ガソリンや電気代の上昇が全体の物価水準を押し上げた。テレビや冷蔵庫が下落した。
3月単月の全国消費者物価指数(2010年=100、生鮮食品を除く)は、前年同月比0.2%上昇の100.0となり、2カ月連続でプラスとなった。
先行指標とされる東京都区部の4月の消費者物価指数(中旬速報値、生鮮食品を除く)は前年同月比0・5%下落し、99・3だった。”
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小沢氏無罪判決が出たことで(もちろん、判決内容的にはほとんど有罪判決だったが)消費税増税反対が盛り返そうとしているらしいが、そもそも論でいえば:
☆消費税増税とデフレ論とは無関係
であって、彼らがいう、「消費税増税はデフレに悪影響」というのは理論上も実務上も全くのデタラメに過ぎない。
しかし、更にそもそも論でいえば、デフレという現状認識自体が間違っている。
日銀が政治的圧力を受けて金融緩和という、ブタ積み論に屈しつつあるが、却って日本経済には悪影響を及ぼしかねない。