おはようございます。天気予報通り、薄曇りの今朝の東京です。今日は雨が降るらしい。



告示を間近に控え、色々と頭の中で訴えたいことを整理しています。と言っても、実に多岐に渡り、一言で申し上げることは難しい。しかし敢えて、で言えば:



日本の国を良くする、住んでいる街(東京、あるいは港区)を良くする、ために

政治が変わらなきゃいけない。政治を変えるためには、

民主主義手続きで最も強力な選挙の在り方を変えなくてはならない。

そのためには公選法を変えなきゃいけない。



ということを最初に申し上げるべきだと思います。



実は公選法(公職選挙法)は「何人も(なんびとも)」で始まる条項が多く、広く国民全体が適用される法律なのですが、性質上、選挙に出る政治家じゃなきゃ関係ないと思われている方々が多いと思われます。



これまで選挙で当選してきた実に数多くの政治家たちが議員(議院内閣制を採る国においては更に内閣の構成員として)あるいは首長という形で、機能してきました。しかし、大半の議員が国民、有権者あるいは市民の期待に応えきれていない。逆に言うと、応えきれる候補者が選出される選挙手続きになっていない、ということです。



大きな項目として国レベルでいえば、一票格差の問題が筆頭に挙げられます。



また、それ以外にも根幹的な問題として、政党主導の選挙、現職や地盤を有する二世候補が有利な構造、有権者に伝わらない政策主張、などの問題があります。



細かいことは割愛しますが、色々と手段を尽くしても、現行の公選法の枠内では「何で、こんなことが出来ないの?いけないの?」ということが実に多い。



この法律はもしかすると有権者に知らせたくない、出来れば「眠っていて欲しい」という発想の下に出来上がっているのではないか?と思わざるを得ません。



私の活動も皆さんから見れば、至らないことが多いと思われます。自分自身、選ぶ有権者の立場だったら・・・と考えるとうーん、とうなってしまうこともあります。これは率直に。しかし、分かって頂きたい。相当部分が、法律上出来ない、ということがあるんです。



政治を変えるためには、やはり選挙の在り方を変えなくてはならない。今の政党は何処も、この問題に真摯に向き合っていない。無所属で、一つ一つの手続き、事務作業を自分でやっているからこそ、肌身で分かる、公選法改正。ぜひ知って下さい。そして、出来ればご協力をお願いしたいと思います。