おはようございます。今日も非常にいい天気で、時折吹く強い風に田町駅前(東口)の桜並木はどんどん散らされていました。花吹雪は美しいものですが、今日も一日、”花粉吹雪”で悩まされそうです。
告示前の駅頭としては最後の駅頭を田町駅で行ってきました。もうここは何度もやっている場所なので、大半が見知った顔で、いつものように過ぎました。
一人だけ、オジサンが色々と悪態をついて行かれるのですが、これも毎度の事。しかし、今朝はいつもよりも大きな声で、「いつも言ってるだろうが!政治家なんて3分の1くらいしか働いてないんだからよぉ!」というようなことを言われて通り過ぎられました。思わず、「仰る通りです!減らしましょう!」と返したのですが、おそらく聞いてらっしゃらなかったでしょうね。
たぶん、今の政治状況でフラストレーションが溜まってらっしゃるのだろうと思います。残念なことに、そういう政治家さんたちと私は違う、ということをご理解いただかないままになってしまったようですが、仕方ありません。
選挙に勝たなければ本当の政治家として機能しない以上、政治家は好かれることが第一と考えられがちですが、よくよく考えてみると、政治家と言うのは【統計的には嫌われることが当たり前の職業】ということが出来ます。
例えば、私の場合、無党派・無所属と名乗る以上、’支持政党アリ’の半数の方々からは当然支持されません。寧ろ、嫌われるでしょう。これだけで、世の中の半数以上から嫌われる、というのは普通の人からすれば’異常なこと’で、たいていは政治家なんてなりたくないと考えるのが当たり前の感覚です。
しかも、無党派層といっても考え方は様々な訳ですから、残り半数から好かれる訳でもありません。まぁ、実に損な職業というか。。。(笑)
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しかし、嫌われて当たり前、という感覚になれば、好かれようが嫌われようが、「話を聞いてもらって、少なくとも理解してもらう」ということが求められます。政治家としてのリーダーシップというのは、恐らく、こういう訓練から生じるんだろうと思っています。
いつも取り巻きに囲まれて、仲間内だけの選挙や政治活動やってる人たち、には多分分からないでしょうね、この感覚。ある意味、今の民主党政権がリーダーシップが何処にも見当たらない、というのは必然なのかもしれません。