連日、ポスティングで区内を歩き回っています。昨日は書いた通り、南麻布を回ってました。オカネもないし・・・ということで、敢えて私一人で自らポスティングしてるのですが、何よりもメリットは、偶々いらっしゃる方々と直接お話しできるから、ということもあります。



昨日も、路地で井戸端会議をしてらしたお婆ちゃん達3人組。事情を話して宜しくお願いします、と申し上げたら、頑張ってね、の後、去り際に「この国を良くしてください」と。



一瞬、ドキッとして、目が覚めたような気持ちに(いや、寝ていた訳じゃないんだけど)。



おそらく大抵はその場しのぎで、頑張ってください、と言われることは良くあります。しかし、本当に仰りたいのは、このお婆ちゃんと同じで、この国を良くしてください、ということなんでしょう。



ここで重要なのは、このお婆ちゃんだけでなく、ほとんどの人が、今、この国が「良い国だ」と本当に思える状態にはなっていない、という事実認識があるんだろうということです。だからこそ、良い国、にして欲しい、と。



では、なぜこの国が良い国だと思えないのか?



恐らく後ほどご紹介できると思いますが、現職の議員さん達は「・・・頑張りました!」と言います。しかし、政治家というのは経営者と同じで、結果責任であって”頑張った”ことを評価される職業ではありません。



たしかに部分的には達成したこともあるんでしょうが、総論としてはこの国は「良くなっていない」という結果がそこにある。



出来なかった人たちに、再度、この国を、あるいはこの街を、託していい筈がない・・・と私は思うのです。