もちろん、世代的にはかなり違うのですが、非常に残念:





元気なうちに…二葉百合子 77年歌手人生に幕

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110307-00000046-spn-ent



”歌手生活引退を表明していた二葉百合子(79)が6日、東京・渋谷のNHKホールで引退公演を行った。3歳で浪曲師として初舞台を踏んで実に77年。歌声はまだまだ健在だが、「元気なうちに」と潔く一線から去った。多くのファンと弟子に引退を惜しまれ、記者会見では「仲間の皆さんに仲良くしていただいて、本当に良い一生でした」と喜んだ。

 表舞台を去る二葉が最後のステージの最後に歌ったのは、十八番の「岸壁の母」。戦後、息子が引き揚げ船で帰ってくることを信じ、待ち続ける母親の気持ちを描いた歌。書家・金田石城氏が「岸壁の母」としたためたびょうぶをバックに、コブシのきいた声をホールに響かせ、幕が下りた。

 「二葉組」と呼ばれる原田悠里(56)、坂本冬美(43)、藤あや子(49)ら浪曲の弟子6人がゲスト出演し、師匠との掛け合い浪曲を披露した。五木ひろし(62)、秋元順子(63)も駆けつけ花を添えた。

 34年に3歳で初舞台。昨年3月に「元気で歌える今こそが自らの幕を下ろす時期」と引退を発表した。同7月から「さよなら公演」と題して全国49カ所のツアーを敢行。万全の体調で歌えるよう、暑い夏でも常にマスクをつけて喉を守るなど、プロの精神を貫いた。”




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私が子どもの頃には既に懐メロであったのですが、それでも強烈な印象を受けた曲であることは記憶が鮮明です。



たぶん、日本人が忘れてはならない歌、というものが幾つかあって、この岸壁の母というのは間違いなくその一つでしょう。



これ読んでる若い人、一度聴いてみてね音譜