ある方のブログを読んでいて、「言わずもがな」という表現にぶち当たりました。コメントしようと考えていて、ふと、この方が、どういう意味でこの言葉を使われたのか?疑問に思ってしまいました。念のため調べてみると:




[連語]《動詞「い(言)う」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連用形+終助詞「もがな」》


1 (「の」を伴って連体詞的に用いて)言わないほうがよい。言わでもの。「―のことを言う」


言うまでもなく。もちろん。「英語は―、フランス語も話す」


(出典 大辞泉、らしい。ネット辞書で調べたので)



どちらの意味で使われたかで、大きく発言の趣旨が変わってしまいます。




同じ言葉でも複数の意味を持っていたり、或いは、慣用的に使い方が変遷することもあり、その人がどういう言葉の使い方をしているのか、即断すると危険な場合があります。




自分が言った言葉が、必ずしも自分の意図した内容で相手に伝わる訳ではない・・・心したいものです。