おはようございます。東京は微妙な天気ですが、今のところ雨はなし。


今日は金曜日でもありますし、堅い話題が続いたので、少しリラックスモード。でも、13日の金曜日なんですけどねガーン


ホームページでも触れているのですが、是非ともオススメの本があるので、その話です。学生時代に本屋で偶然見つけた本ですが、アラン・アーキン著の「レミング物語」と「カウンセリング熊」(原題はThe Lemming Condition, 1976, & The Clearing, 1986)という、一応分類上は絵本になってます。ちなみにカウンセリング熊はレミング物語の続編になっているので、可能であればレミング物語読んでからカウンセリング熊に進まれることをオススメします。


レミングというのは余り馴染みがない動物ですが、中学生のとき英語の教材(Targetというイギリスのだったかな?今もあるんでしょうか???)に出てきたので非常に興味深い動物です。和名はタビネズミ(旅鼠)。北極及び北極近辺に生息するネズミの仲間。いま、改めて調べてみて間違いということを知ったのですが、集団自殺をする動物ということで知られています(正確には3-4年周期で個体数が急激に増減するということと、どうも集団移住をするらしいということで、集団自殺説が生まれたらしい。。。)。


絵本では、この(誤)集団自殺に走るレミングから物語が始まります。ネタバレは良くないので、これ以上ストーリーは言いませんが、背景にかなり強いキリスト教的考え方が見えます。内容としては絵本で小さい子供に読ませるのはかなり難しいかな、大人の絵本と言えるでしょう。


アラン・アーキンは、そこそこ有名な俳優さんらしく(とはいえ、私も俳優さんとしての彼はよく知らない)、アカデミー賞に何度もノミネートされ、2006年Little Miss Sunshineでは助演男優賞を取られているようです。もうすぐ日本で公開になる『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと』(ベッキーがテレビでCMやってますね)にも出演されているようなので、チェックしてみようかと思いますが。。。


非常に残念なことに2冊とも絶版になっています。図書館で見つけるのも困難かもしれません。英語大丈夫な方々はAmazon.comで見つけることは出来ました。試してみてくださいね。