スタッフ矯正６ ＜抜歯＞

なかなか更新出来ませんでしたが、ようやく抜歯です。

麻酔が効いたのを確認しながら、抜歯していきます。
麻酔さえ効いてしまえばもう痛くありません。



抜歯は歯の部位、歯根や歯冠の形態、歯槽骨の固さなどによって難易度が変わってきます。なるべく歯の周りの組織を傷つけないことが抜歯後の痛みの少なさや早期治癒に繋がります。



ヘーベルという器具（エレベーター・挺子とも言う）を使って歯を緩くして浮かせていきます。テコの原理を使っているので、たいていの場合そんなに力はいりません。
歯が緩んできたら、鉗子（カンシ）でつかんで抜きます。



この器具はまさに抜歯のイメージで怖いですよね。
ですが、ヘーベルで歯を十分緩めてしまっておけば、鉗子もほとんど力を入れる必要がありません。



これで抜歯完了です！キレイに抜けました。



周りの組織もほとんど傷つけずに抜歯できたので、この後も痛み止めが必要ないぐらい痛みや腫れがありませんでした。



香織ちゃん頑張りました！

Dr.Yu-ki

私が子供の頃に通っていた歯科医院さんでは、
鉗子でがっつりつかみ、右！左！右！左！と頭を左右に振って抜かれていました。。
やっぱりこわかったですね。
１５年以上経っても覚えているぐらいなので、、
だからこそ、自分が歯科医療従事者になった今、私と同じような思いを
させたくないし、してもらいたくないので、当医院では
丁寧かつ、優しい治療を心掛けております。

伊藤久美子