それでも僕らは変わらず、夢を追って道を辿る。
憂愁の像がこの街を、黒く黒く塗り潰してゆく。
記憶にあった言の葉は、円熟に迷った僕を誘う。
矛盾を知った小さな僕は、此処から何が出来る。
新緑の景色は暗雲の前に全て隠れて消えていた。
叫ぶ哀しみは霧の中。あかい竜星が夜を駆けて。
濁る水溜りに映った、御伽噺が揺れているのさ。
冷たい冷たい冷たい冷たい冷たい冷たい冷たい。
叫ぶ哀しみは霧の中。しらなみは僕らを雪いで。
錆びた冠はまた光り、希望と共に歩み出すのさ。
叫ぶ哀しみは宙の中。ニセモノの星空を裂いて。
変わるお伽噺の先は、花篝が照らしているのさ。