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YouTubeユーザの中には、コメントがGoogle+上になったことが嬉しくない人がいる。ある少女は、もっともかわゆくて、もっとも不埒な方法で抗議をした。“うちのサイトを壊しといてそれを統合と呼ぶ/この歌を書いたのは怒りのやり場がほかにないから/死んじまえ、Googleプラァ~~~~ス!”

ぼく的には、コメントをGoogle+に移したことはとっても良いことと思う。いじめや荒らしがなくなり、今の糞溜めを礼節あるディスカッションの場に変えるだろう。しかもコメントは人気順にランクづけされるから、良質なコメントを見る機会が多くなる。

でも、これまで単純に感情をぶつけてきたガキどもには不満だ。Facebookも2006年にNews Feedをローンチしたときはユーザの10%、とくに学生達が、反対した。今ではインターネットの人気サービスの一つだし、Facebookがやみつきになる理由でもある。

YouTubeに最初からあるコメントシステムは、構造があまりに単純なので、同性愛者差別や人種差別の巣窟になってしまった。しかし中には、自分が使い慣れているやり方がなくなるから嫌だ、という人たちもいる。

Emma Blackeryは、変化を無理強いされることが嫌だ、という気持ち、そしてそのほかのYouTube批判を、うまく表現している:

“うまくいくのならとっくにやってたはず/いっそYahooに直してもらったらいいわ”

“見たいビデオが見れないわ/ビデオのレスは殺された/一見(いちげん)さんはコメント残せない/ねぇ聞いてる?Googleさん!/死んじまえGoogle+”

Blackeryは、YouTubeがGoogle+によるコメントをやめることはないだろう、と認める。彼女もそのうち、匿名の汚い発言がなくていいわ、と思えるだろう。でも今のところ彼女は、Googleがコンテンツクリエイターたちの主義信条信念を無視しないことを、求めるのだ。

(翻訳:iwatani)

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