子供の頃の夢はパイロット。
小学生の時からずっと飛行機追いかけて
そのまま大きくなった。


・・・と言えば聞こえはいいのですが。


若い頃の私には、飛行機に乗るどころか
姿を見るのも、エンジン音を聞く事さえも
恐ろしくてダメになる出来事がありました。


長年夢の象徴だった飛行機は
ある夏、姉代りだった親友を
乗せたまま堕ちました。
一番大切な者を奪った飛行機。
そう思い込んでしまった私は
飛行機の存在すら憎んでいました。


結局のところ夢はただの夢になり
2番目の夢を叶えるべく
大阪に来て。


それから何年経ったか。。


飛行機は嫌いでも、あの日何が起きたのか
ずっと知りたくて色んなつてを辿っていた私は
ネットで航空関係者に話を聞く、という手段を
思いつきました。


様々な掲示板に顔を出し
SNSも幾つか利用し
航空ファンだけでなく関係者とも
繋がる事ができました。


でも、取材のプロでさえも核心を掴む事ができないのに
素人の私がいくら調べたとしても限界はあります。


もう、やめたい。
そう思うけど、やめるのは彼女の死に
背中向けることになるんじゃないか。
そんな逡巡を繰り返し疲れていた頃。
一つの小さなコミュニティを見つけました。



「女性で飛行機好きって、珍しいですね」
「空港でこんな仕事しています」
そんな風に色んな方に声かけていただいて
交流が始まって。
事故の情報、知識に偏っていた私は
飛行機そのものの知識
飛ぶ楽しさ
飛ばすことの難しさ
そんな飛行機の魅力をもう一度
語るのが楽しくなっていきました。


でも。


やっぱりまだ飛行機が怖くて。
頭上でエンジン音がするたび
体硬くしてやり過ごす自分がいて。
ネット内で語る私とリアルな私。
そこには大きな隔たりがあって
自己嫌悪に陥ることも。。。


そんな時、ある方と出会いました。
「伊丹空港の32Lエンドはご存知ですか?」
確かそんな風に話しかけてくださったと記憶しています。
大阪出身で東京在住のその方は
関西への郷愁の思いと共に
その場所が如何に魅力的であるか
熱く語ってくださいました。
何週間もやり取り続けているうちに
もしかしたら行ってみてもいいんじゃないか?
と思うようにもなり。。。
思い切って行ってみることにしました。


そこは、滑走路スレスレの土手。
頭の上を飛び越えるようにして飛行機が着陸していきます。
「伊丹32Lエンド」「千里川の土手」といえば
関西の飛行機好きな方なら大体ピンとくる有名スポット。
道順から停めやすい場所まで教えてもらっていたので
初めて行く場所なのに全く迷わず。
土手の言われた通りの場所に立って
やって来る飛行機を待ちました。



最初は点だった機影。
それがこちらを向いてる飛行機とわかる大きさになり。
焦れるほど少しずつ大きく見えてくる機体。
折からの横風に少し左右に機体振りながら
エンジン音も聞こえてきて。。。


・・・え?

近い?
低い?
こっち向かってくる??


いやだ。
こわい。
堕ちる。
いやだ。



やってくる飛行機は思っていたよりも低い高度で。
何かの拍子に突っ込んでくるんじゃない?
そう錯覚するほど近くて。
徐々に大きくなる機体と音。
目を伏せるどころか完全に体が硬直してしまい。


ダメだ!!!


・・・と思った瞬間。


轟音と共にあっという間に私の頭上を越えて
数秒後には見事に滑走路に降り立っていました。


あ。。と思ったその時。
ジェット燃料の匂いと共に
飛行機が残していった風が
私の胸や顔にぶつかり抜けて行きました。



「堕ちたんじゃなくて、降りたんだ」


当たり前の事なのに
何だか新しい発見のように
そんな事を思いながら
降りた飛行機をぼんやり見ていました。


お昼前の明るい光の中
緑の山をバックに
アスファルトと芝の中を
のんびりターミナルへ向かう飛行機。
なんだよ。。この平和な風景。。
自分が忌み嫌ってたものは
こんな風景が似合うものだったの?
そうだっけ?
そんなものだったっけ・・・?


そんな私を後ろから小突くように
また一機、頭の上飛び越えて着陸する飛行機。
なんでそんなにあっけなく
普通に接地するんよ・・・?



自分が勝手に作り上げてた嫌なイメージと
目の前の光景があまりにも違い過ぎてて
打ちひしがれながら帰宅しました。
でも・・・。


コミュニティにログインして報告すると
色んな方からまたお返事が。
「あの場所行かれましたか!良かったですね!」
「楽しいでしょ?気分爽快になったでしょ?」
・・・なぁんだ、みんな知ってたのか。
「良かったですよ。サイコーの場所ですね」
「また行きます。他のスポットにも、ね」


そんな会話をしては、また空港へ。
そして報告しては盛り上がり。


そんな事を繰り返しているうち
怖いという気持ちが薄れている自分に気がつきました。
少しずつネットでの自分とリアルな自分の差が
埋まっていって。。。


一年後。
気がつけば見上げる空に
エンジン音より先に彼らの存在に気付いて
ニヤニヤしている自分がいました。
空港に行く回数もドンドン増えて
3時間空きができたらとにかく伊丹。
一日休みが取れたら関空へも。


この楽しさと感動を共有したい。
そう思うようになって始めた写真も
携帯からコンパクトデジカメへと持ち替えて。
常にテーマは「空・雲・光と飛行機」。
カメラを上に向けてばかりの私の座右の銘は
「いつも上向き」になりました。


彼女の事は今でも忘れる事はありません。
昔の感覚にふと捉われて
怖いと思うこともあります。
でも、こうして空を見上げること
見続けることが彼女への供養にもなるんじゃないか
そう思えるようにもなりました。
きっと、彼女もそれを笑って許してくれると
今は勝手にそう思い込んでいます。


今年も、時間を作って空港に通おうと思います。
目の前の機体に集中してシャッターを切る。
その機体が見えなくなるまで見送る。
この時間をとてつもなく愛おしいと思う。
そして、そんな自分をも愛おしいと
思えるようになれれば、と・・・。


そして。
子供の頃に持ち続けていた
空への憧れや好きという思い。
もう一度私が戻れるきっかけを作ってくれて
一緒に育ててくれたたくさんの友人たち。
この感情や思いを私に返してくれたと言っても
過言ではありません。


今でも続いているあなた。
疎遠になってしまったあなた。
もう連絡とる術さえなくなってしまったあなた。
皆さん、本当にありがとう。
これからも、こんな私を
どうぞよろしくご贔屓に。

気がつけば大晦日。
クリスマスを遥かに越えても仕事三昧で。
今年は年末やらなきゃ家事が
完全に滞りました。


大掃除は年末って
法律で決まってるワケじゃないじゃん。


などと今日び小学生でも使わない言い訳しつつ
2015年最後の日を迎えております^^;


さて、時間もあまりありませんが
ザクッと今年を振り返ってみると。



今年のrinさん、どっぷりどハマりしてたのは
飛行機でも写真でもなく、ゴンチチ。
もともと大好きなギターデュオ、なんですが、、
ま、色々とありまして^^;
伊丹通った最高回数年間30回の機動力を発揮して
今年はライブに足繁く通っておりました。
その分(?)伊丹から足が遠のいていましたが
反省して来年は伊丹にももっと通いたいと思います。
当然ライブにも行くので、完全に遊び放題の不良主婦ww。



そして度々登場している我が娘ですが。
夏に手を骨折(相変わらず夏に手術が好きな奴ですw)。
現在は女子大生になるべく
受験勉強にヒーヒー・・あんまり言ってないな^^;
それでも、滑り止めには一応滑り止まり
現在は2月、3月の本命に向けて
それなりに頑張っているようです。
春、嬉しい報告をここでできたらいいなぁ^^



そんな感じのrin家です。



そしてそして。


今年の(タイミング的に)ベストショットは、これ。



{0BB9EA5B-7B4D-46B7-87F3-E935A0232E7C:01}






一度だけ伊丹出撃した際の一枚。
デジイチ持って行ってたのに
ベストショットが携帯カメラってどうよ?
・・って、自分に激しい突込みを入れてますが
っま、それもある意味私らしいかも?^^;;



そんなこんなで乱文乱筆。
相変わらずの思いつき駄文なままUPしますが
ごめんなさい。


来年も、ドタバタ突込みどころ満載の私ですが
どうぞよろしくご贔屓に^^♪
めっちゃお気に入りの写真は
ここでコメント付きで載せていますが
その次にお気に入りな写真たちは
結局いつもお蔵入り。
そのうちどこかにUPしよ。
そのうちちゃんとアルバムにしよ。


そのうち、そのうち・・・。
などと言いながら
外付けHDDに乱雑に入れっぱなしにしていたら。


先日、まさかのHDDクラッシュで
過去十数年にわたって撮っていた
伊丹、関空での飛行機写真を
全て消失させてしまいました。


という訳で、これから撮ったら
ブログUPする前に
とにかくCDに一度焼き込むことにしました。
(何か手軽で消失する可能性の低い
保存方法があれば、アドバイスいただけると
とってもとってもありがたいです。。。)


そして、2番目にお気に入りな写真たちは
別ブログでノーコメントで
淡々とUPすることにしました。


という訳で、UPした時は
リンク貼っていこうと思います。
色々と試行錯誤してますが
生暖かい目で見守ってくださると嬉しいです^^;


「Mackerel sky~2015/10/29 @大阪国際空港南ターミナル①」


「Mackerel sky~2015/10/29 @大阪国際空港南ターミナル②」