もう何十年も前の話




小学生だった私には好きな人がいた




家の方面が一緒で、下校班が一緒だった

てる君。


今しあわせに暮らしていますか?







これはわたしの大好きだった人の話。






小学校2年生のとき





わたしの下校区域は学校から離れてて、

中でもわたしの家は遠かった


学校から離れ、家に近づくにつれて

1人、2人と班員が減っていく




「うささ〜!てる君!

        じゃあね〜、また明日〜!」




そう言って

ゆみちゃんは帰って行った




残るは私と、てる君の2人だ




この頃は

まだ好きとか、恋なんて知らなかった


スポーツ万能で、カッコよくて

モテてる人


そんな印象の男の子だった



てる君の家に着くまでの数十分

何を話していいのか分からず

無言の時も多かった



そんな変わらない毎日を送ってた





あの日までは。