未来を知ることが出来れば、確かにそれは力といえる。だが、それは知るのではない。飽くまで予想なのだ。知ると豪語するのは知のエゴに過ぎない。

戦国武将を例に挙げているが、その戦国武将の大半は予想を間違え滅亡しているのだ^^;決して、予想して勝っているのではない。

人間にとって、未来を予想することが最も難しいのだ。言い換えれば、賢い人たちは予想はしない。そこには大きなリスクがあるからである。政治家にしても一流企業のトップにしても、地位が高くなればなるほど、それは顕著だ。そのポジションを失いたくないからそうなる。

では、彼らは何をやっているのか・・・・現実をいじっているだけなのだ。何か起こった問題に対して対応する。後手後手を踏むことである。そこには、失敗はないのだ( ̄^ ̄)対処だから当然である。先手を打つと失敗という結果が訪れるが、後手にそれはない。

しかし、当然そこにはビジョンはない。未来はないのだ(TT)

彼らにとって大事なのは、常に今である。現状をどうやって維持するのか・・・・そのために生きるボット (アルゴリズム)なのだ。知性の最終目的はそこになる。知性というものには未来という概念は意味を持たない。何故なら、全ては過去だからである。過去から発する知性だからそうなるのだ。

では、未来は何が作るのか・・・・それは感性であり、感情である。論理を超えた力・・・・要は超能力だ。しかし、それは的中して言えることなのだ。その多くは、残念ながら外れる。その多くは「オオカミ少年 」と呼ばれるのだ^^;

だけど、それをバカにすると間違いなく未来はなくなるのだ・・・・未来とは、失敗を恐れずチャレンジしてこそ作れるものであり、我々の先祖もそうやって未来を作り、今我々が存在するのである。それを未来を知る力がないと見てしまうことが最も未来を作れない要因である。

そして、それは地位が高い人ほど見る錯覚なのである。