誰だよ。なんかギフト買ってるし、うざ。
まぁ誰かは大体わかるけど。
うざいなぁ。
450アメGくらいしか残ってないんだよね。
しかもしんちゃんのガチャひいてるし。
馬鹿?
まじ最悪。
こんなことにならないよう気をつけて。
付き合うまで
窓から見える景色は、これといって良くもないし悪く
もない。たまに、あきらかにヅラだとわかる校長が花に
水をやる。それをただ理由もなく眺めるのが日課になっ
た。言ってしまえば、退屈なのだ。
私の名前は前川真知子。女子高に通う17歳。彼氏い
ない暦17年。恋した数は失恋した数と同じ。・・・・あ。
今のちょっと名言?
「由梨~、誰かいい男の子紹介してよー」
振り向いて彼女を見た。彼女の名前は中本由梨。私の
親友。
「彼氏の友達でフリーな子いるけど」
「紹介して!!」
私は身を乗り出しすぎて、イスから転げ落ちた。その
せいで由梨と私の顔は、今にも鼻と鼻がぶつかりそうな
くらい近い。
「・・・・かなり必死だね」
由梨は苦笑し私の肩をつかんで、自分から遠ざけた。
「えへっ」
私は手をグーにして、頭に当て、舌をだす。
「キモイよ」
由梨に真顔で言われてしまった・・・・。
「女子高だから彼氏ができないんだよ。出会いがないもん」
すると、隣の席の子が私を見ながら席に立った。
「女子高でも彼氏できるやつはできると思うけど?」
と、鼻で笑われた。彼女には彼氏がいる。いわゆる
「勝ち組」。チッキショーーッ!今に見てろよ!スタ
スタと去って行く彼女の背中をにらみつけながら、私は
悔しさに震えていた。とりあえず由梨の彼氏の友達に
賭けよう。由梨の話ではかなり変わり者らしい。
「あんたなら多分あいつを手なずけられる」
と、由梨は言った。私は猛獣使いか。ってゆーか、
猛獣なんかと付き合いたくないんだけど・・・・・。
「写メあるけど見る?」
由梨は携帯を取り出し、私に見せた。・・・・イ、イケメ
ンじゃん!てゆうか「イケメン」なんて今時死語だろ。
心の中でツッコミを入れながらも、顔が熱くなってきた。
きっと秋の紅葉のごとし、だろう。
「そんなエエもんか」
・・・・じゃあゆでダコで。
「ありきたりやな~」
・・・・それはまさしく血の色のようだった。
「76点!」
ん?てゆうか誰だよ?私は声がするほうに顔を向け
た。
「慎二くん、いつの間に?」
教室には由梨の彼氏の森川慎二がいた。
「男子立ち入り禁止なんだけど・・・」
私は不審者を見るような目で慎二くんを見る。
「大丈夫やって、バレてないし!!」
彼は明るくそう言った。でもそこはバレとけよ。女子
高に男子が入ってもバレないなんて、この学校あぶなっ。
私は花に水をやっている校長をにらんだ。校長は悪寒が
したのか、身震いし、くしゃみをした。その反動ですべ
り落ちたヅラをあわてて拾う。そんな校長を見て、私は
鼻で笑った。
慎二くんは、関西人。はっきりいって、アホ。テンシ
ョンが高い。生理的に無理。
「よくあんな人と付き合ってられるね」
私がそう言うと、
「アホなところが好き」
と由梨は言う。由梨は、一言でいってクールビューテ
ィ。カッコいい系で、俗にいうB系?そんな由梨がこ
んなヤツと付き合ってるなんて・・・・。え~、マジ信じら
んないんだけどぉー・・・・、ってわしゃ女子高生か!
いや女子高生だから!!
またまた自分にツッコミを入れ、心を落ち着かせた。
はたから見れば、かなり怪しい奴である。・・・まぁ気に
すんな。
「真知子、彼、校門で待ってるみたいだよ」
マジ!?てか、早くない?ひとり悶える私を見て、
由梨と慎二くんは指さして笑う。と、とにかく肛門、じ
じゃない、校門に急ごう。私達は校門へと向かった。そこ
には、あの写メに写っていた彼が立っている。
「真知子ちゃん。コイツがオレのダチの皆川修司」
続く
フツーの女子高生真知子が出会ったのはイケメンなのに
超「被害妄想」なカレだった
contens
被害妄想1
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chapter1 付き合うまで
chapter2 ファーストキス
chapter3 自意識過剰女
chapter4 バカップルコンテスト
chapter5 温泉旅行
被害妄想2
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chapter6 年末年始は・・・・
chapter7 被害妄想VSサド男
chapter8 修司のバイト
被害妄想3
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chapter9 バレンタイン
chapter10 ハゲ天使
chapter11 元カノ
被害妄想4
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chapter12 ハッピーバースデー
chapter13 彼と彼女
chapter14 enjoy関西
被害妄想5
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chapter15 由梨の妊娠
chapter16 彼氏じゃなくなる日
chapter17 番外編 修司のキモチ
楽しみにしててください!
一日に何回も更新すると思いますがよろしくです^^