やってみて下さい!
やってみて下さい!
写真なんかより、実物の方がちょーかっこウィー!
私は小さくガッツポーズをした。
「初めまして。皆川修司です」
あら!声もステキ!!
「はっ、初めまして、前川真知子です!」
どもっちゃったよ!混乱して、さまぁ~ずの三村さんっぽくツッコミを入れた。
彼はそんな私を見て微笑む。
「ホラホラさっさとケー番交換しろよ」
慎二くんがせかす。「テメェは黙ってろよ!」と、言いたいところだが
仲介してもらってるからなにもいえません・・・・・・・。
なんて弱気な私。結局その日はケー番を
交換するだけで終わってしまった。
その日の晩、私は修司君に電話をかけた。
-----プルルルル。
「はい、もしもし」
キャッ!出た!!ひとりテンションが上がっている私に対して彼は冷静にこう言った。
「どちらさまですか?」
・・・・・って、登録してねぇのかよ!・・・・・ま、いいや。
「私、私!」
-----ブツッッ。ツーツー・・・・・・・。
・・・・・エ?切られた?いやいや。きっと電波が悪いんだな。
私の携帯の電波は3本立ってるけど・・・・・。
修司君て、もしかして山に住んでるのかも!
もう一度かけなおそう!
-----プルルルルル・・・・。
「は、はい・・・・・?」
「あ、修司君?私、私!わかる?」
「ヒィィ!もう名前まで知られているのかああぁ!」
・・・・・・へ??
「あのー?」
「ヒィッ!オレオレ詐欺なら間に合ってます!」
・・・・・・は?
「オレオレ詐欺改め私私詐欺だな!」
おいおい!オレオレ詐欺と勘違いしてんじゃねーよ!
だいたい『間に合ってる』ってどうゆうことなんだよ!
「違うっちゅーの!私、ま・ち・こ!前川真知子!わからない!?」
「へ・・・・・?まち・・・・ああ!由梨さんの友達の!」
やっとわかったんかよ。
「あーなんだあ。ビックリしたー」
ビックリしたのはこっちだ!でも、最初に私が名前を言わなかったのも悪いか・・・・。
「ごめんね。いきなり電話して。今話してて大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ」
「あ、あのさ。修司君さえよければ、今度一緒に遊びに行かない?」
「え?俺と?うん・・・・。身代金目的でなければ」
いやいや!私は誘拐犯か!?
「み、身代金目的じゃないから」
「あ、それなら・・・・」
いいんだ。
「あ、そうそう。慎二君と由梨がね、次の日曜日、4人で遊園地行かないかって行ってるんだけど、どう?」
「あ~いいね。遊園地」
「じゃ、決まりね!」
そう言って電話を切った。休みが来るまでの間、私はワクワクしてよく寝むれなかった。