三河鳥羽駅は名鉄蒲郡線の駅。
上屋に古レールが使われており、刻印が確認される。
「BICO STEEL 76」
刻印の意味は
製造社→ベスレヘム鉄鋼社(アメリカ)、製造年→1876年
訪駅日 H26年11月15日
名鉄名古屋本線の東岡崎駅。
東口から東側に線路沿いをいくと古レールのブロックつなぎ、外柵、さらに東に行くとレールのモニュメントがある。
外柵(全11本)
西側から5本目
「UNION 1906.I.」
意味
製造者→ウニオン(ドイツ)、製造年→1906年、発注者→官鉄?
発注者は一部しかないが、日本の官鉄と思われる。
レールのモニュメント
「→ 50N LD ○ 2000 IIIII」
「○」は外が円、内側が四角形にの輪で、中にSの字がある。
意味
「→」→レールの頭部、規格→50kgレール、製造方法→転炉製鋼法、製造者→新日本製鉄、製造年→2000年、製造月→5月
↑ブロックつなぎ目
↑外柵
↑レールのモニュメント
訪駅日 H26年9月14日
今回は巣鴨のとげぬき地蔵が有名な高岩寺前を通った人の記録を記録した。
長時間、多種類の調査ではないが、何かの参考になればと思う。
巣鴨のモノの調査はこちら
http://ameblo.jp/ithasymo/entry-11914241062.html
● 調査のテーマと方法
とげぬき地蔵通りの人通りでJR巣鴨駅から高岩寺方面、庚申塚から高岩寺方面に向かう人の性別と年齢層を記録する。
また、夏で日差しが強い日で人々はどのようなものを身につけているのかを男女別にみる。これは歩く方面は考慮していない。
高岩寺境内のベンチから、通行人を記録している。
14時以降で、それぞれの調査は5分間で、人数を記録している。
● 結論から言います
1.通行人は「中年」(ようするにおっちゃんやおばちゃん)が多いといえる。
2.JR巣鴨駅から高岩寺方面に向かう人に男女差はないが、庚申塚から高岩寺方面に向かう人は女性の方が多いといえる。
3.日よけに帽子や日傘など身につけるものに男女差があるかどうかの調査では、男性と比べ女性で何もつけてない人は少なく、また女性で日傘をさしているひとは多いといえる。
↓からは統計学的な手順を説明してます。あまり興味のないひとは見なくてもかまいません
● 検定方法
検定方法はいずれもカイ二乗検定。
なお、画像の黄色のセルは有意水準5%、泡緑のセルは有意水準1%を表す。
● JR巣鴨駅から高岩寺方面に向かう人
調査日時:8月21日(木)14時~14時5分の5分間。
調査対象:高岩寺前をJR巣鴨駅から庚申塚方面に通行する人々。
調査方法:高岩寺のベンチから記録。年齢層や性別は目視による判別。
記録内容:通行人を男女、年齢層別(お年寄り、中年、若者、子ども)にわけて記録。
検定方法:カイ二乗検定
調査結果:(下記の通り)
合計の数は49人で男20人、女29人。
年齢層の差は1%水準であるといえる。男性での年齢層の差は5%水準で、女性での年齢層の差は1%水準でそれぞれ有意。
いずれも中年が多い。
男女間で年齢層に差はあるといえるかを検定すると、有意な差は認められなかった。
値の再割り当てを行い、「お年寄り」と「中年」を「中高年層」グループ、「若者」と「子ども」を若年層グループに統合して再び検定を行う。
結果は男のみ、女のみ、合計で「中高年層」と「若年層」に差があるといえるかどうかは、男のみでは5%水準。女のみと合計では1%水準で有意といえる。
しかし、値の再割り当てをしても、男女間に「中高年層」があるかどうかの検定は、帰無仮説を棄却できず、有意な差は認められなかった。
● 庚申塚から高岩寺方面に向かう人
調査日時:8月21日(木)14時6分~14時11分の5分間。
調査対象:高岩寺前を庚申塚からJR巣鴨駅方面に通行する人々。
調査方法:高岩寺のベンチから記録。年齢層や性別は目視による判別。
記録内容:通行人を男女、年齢層別(お年寄り、中年、若者、子ども)にわけて記録。
検定方法:カイ二乗検定
調査結果:(下記の通り)
合計の数は43人で男14人、女29人。
こちらも年齢層の差は1%水準であるといえる。男性での年齢層の差は5%水準で、女性での年齢層の差は1%水準でそれぞれ有意。
やはり、中年が多い。
また男女間で年齢層に差はあるといえるかを検定すると、有意な差は認められなかった。
値の再割り当てを行っても男、女、合計の中での年齢層の差は1%水準で有意といえる。
● 高岩寺の前を通行する人の日よけ対策
調査日時:8月21日(木)14時13分~14時18分の5分間。
調査対象:高岩寺前を通行する人々。
調査方法:高岩寺のベンチから記録。年齢層や性別、身につけているものは目視による判別。
記録内容:通行人を男女、身につけているもの(なし、帽子、日傘、額のみ〈サンバイザー〉、乳母車)にわけて記録。なお、乳母車は赤ちゃんの日よけである。
検定方法:カイ二乗検定
調査結果:(下記の通り)
合計は88人。男は31人、女は57人。
日差しをさえぎるようなものを身につけているモノの間の差は1%水準で有意といえる。男のみ、女のみ
でも1%水準で有意。
何も身につけない「なし」と女性の「日傘」が多いといえる。
男女間での身につけているモノに差はあるのか調べると、5%水準で有意といえる。
男女間で、どのモノが多い、あるいは少ないといえるか調整済み残差を計算すると、女性の「なし」が少なく、女性の「日傘」が多いということが統計的にわかった。