琵琶湖疎水散策。のはずが… | セローとグレくま

琵琶湖疎水散策。のはずが…

1月中旬、よく晴れた少し肌寒い日

前から散策ルートとして気になってた琵琶湖疎水。
名前くらいは聞いた事があったけど、
琵琶湖から水を引くための施設だってくらいしか知らなくて
とりあえず行ってみようと散歩に出かけました。


地下鉄蹴上駅下車、疎水方面へ歩を進めると、
道路脇にインクラインという下の流れから上の流れへ船を運んでいた鉄路が見れます。
それを横目にさらに進むと疎水記念館に到着。
インクライン
▲インクライン。春は桜がきれいなんだそうです。

疎水に関してのいろんな資料があって、
明治時代にこの工事をやったっていうのが、ものすごい事だったんだなぁ。と実感。
この事業で電気を発電して、市電を走らせたってんだから、面白い。

記念館を出て、疎水をたどろうと南禅寺へ。

その後、南禅寺の奥にレンガで組まれた疎水の水路閣を見に。
結構なスケールで、水路閣の上側にまわってみると、どうどうと水が流れてます。

琵琶湖疎水をたどる

その水路の横をずっと歩けるようになってたので、たどっていくと、
水の分岐やら水道施設やらいろいろあって見応え十分です。

このあと、水路をたどって哲学の道をたどるつもりが、
「京都一周トレイル」と書かれた大文字山を通って銀閣まで抜ける道を発見。
どうやらハイキング道みたい。

地図の位置関係からみると、たいした事なさそうな道なので、行ってみる事に。

上っていくと、途中から本格登山道に。

京都一周トレイルへ

あれ?今日は登山に来たはずじゃなかったんだけど??

…とか言いながら進むと
山科の街を見下ろす絶景ポイントやら、親子連れや初老のご夫婦のハイカーさん
MTBで山を走り抜ける人、京都だけあって、外国人ハイカーさんなど
いろんな人とすれ違い、なかなか変化にとんだ良い道です。

山科の街をのぞむ
▲山科の街を一望

大文字山の火床へ向かう道の分かれ道で、
ちょっとくたびれたので、うっそうとした杉林を抜け銀閣方面へ下山。

銀閣方面へ下山


下界はにぎやかな観光地。


銀閣前のお茶屋さんで、足が痛いー。と言いながら
みたらし団子を食べて一服。

みたらし団子


その後、銀閣参道をひやかしながら
みたらし団子だけじゃ物足りなかったので、
イタリアンのお店でピザとビールでのほほんとして帰宅。

京都は狭い範囲でもいろんな表情を見せるのねぇ。と思った面白い散策でした♪