夜が冷え込んできましたフィリピンです。
最近誰か見てくれないかなと思いつつも誰も見てくれてない。
難しいな~、どうやったらみんな見てくれるのかな?
なんか方法でもあるんですか~~??
・・・さて、今回はフィリピン会社設立の道、第二弾です。
前回の登場人物はミッシー(僕のパートナー)
そうそう、みんな、私たちは大丈夫かと思っちゃうところで終わりましたね。
大丈夫でした。笑
責任は僕が全部かぶるよって言ったら大丈夫でした・・・単純ですね・・・
(実際はかなり悩んでましたよ!!)
そんなこんなでまず、いろいろ準備しないといけないんですが、
TINナンバーや資本金、学校の場所、公認会計士やら、フィリピンの法律に基づいたいろんな書類、SSP、・・・
(あ!このとき僕は英語喋れませんし、書けません。)
全ての書類をミッシーに説明してもらうんですが、コレがまた難しい。泣
これにはミッシーに迷惑かけっぱなしでした・・・(ごめん!!)
しかも書類ってめっちゃ多いんですよね。心が折れそうでした。
英語じゃ難しいから日本の法律と照らしたり、たまに日本語で説明されてるのがWEB上であったりと悪戦苦闘・・・
まず最初に学校の場所探し、
これはフィリピンの不動産に行ってたんですが、なかなかふざけてます。
いい所もあったんですが、日本人が物件探してるとなるとなにかと理由をつけて高いのばっかり押し付けてくる。
ここは学生さんの好きなスポットだよ。
この地区のなかでも人気のところだよ。
治安がよくて人気だよ。
ここはあまり人気がないからやめときな・・・
もう人気はいいよ!!!やめてくれ!!!
(このせいで夜な夜なちいさなおっさんが耳元で「人気だよ・・・」って一言言って消える現象に
悩まされたのは誰もしらない)
一番びっくりしたのはプール付きの豪邸をすすめられたときはあせりました。汗
しかも一から建てるいう物件。
「生徒さん紹介するから建ててよ!」
嘘じゃん、だってそれ嘘じゃん!!
ミッシーはやったね!って喜んでるし。
お前ちょっとは額を考えろよ。これは大富豪がフィリピンでここおもしろいからみんなが毎日パーティーできるように大きなお家建てちゃお!
ってくらいのレベルだぞ!!
目を覚ませ!!
しかし僕は見栄っ張りの日本人・・・
僕は一言添えてその場所を後にしました。
「もうちょっと他を見てみて、なかったらここにします。」
だいぶ後ろ姿かっこよかったと思います。
人生で一番かっこよかったと思います。
もちろんそこの人からの電話、メールの嵐。
どうするの?早くしないととられちゃうと?
「ほかにいいのが見つかったんで今回は・・・ソーリー。」
正直、他にいい物件あるんかというくらいの豪邸でしたので、たぶん不動産の人はびっくりしたと思います。
そんなこんながありまして、不動産には頼らず、足で見つける事に。
いやー歩きましたよ。
フィリピンは家の前に「FOR RENT」って看板がたまに出てます。そこが良さそうだったらいくら?って聞いて、中を見せてもらうこともできます。
すぐに値段交渉できるのと、隠れ物件がたまにあるのでご自分の足で物件探されたほうがいいですよ!
なんじゃこりゃ?これが〇〇〇〇〇P!?ってビックリしますよ!!ホントに!!
個人的な住まいで借りたいなぁ~ってのが何個かありました。
あといろいろ回った内の半分の家庭は日本語しゃべれます。
たぶん5件中1件は喋れたと思います。(マジっす。)
おばあちゃん限定でしたけど、
あとはゴーゴーバーの女性の人とか。
「日本人?」
「うん。え?日本語しゃべれるの?」
「ちょっとね!」
「おおおお!!」
っていう会話がもう飽きてくるくらい。最後は顔引きつってました。
(愛想笑いが下手なんです。)
いろんな方がいましたね。
一軒いいのがあって、オーナーを待ってたらデカイ車がきてオーナーさん到着。
金もってんだな~っていうギラギラしたセレブなマダム。
(業界では化け物と呼ぶんですかね・・・)
「あなた日本人?」
「イエス」
「私、夫を亡くして、毎日さみしいの・・・」
「は~~~それは・・・さみしいですね。」
「私どう?」
「いや~、なんというか、え!?」
「冗談よ!おほほほほほ」
「よかった~」
「私、娘はどう?」
「またまた~」
「これ、私と娘達で撮った写真、あなたどっちが好み?」
(生まれて初めて、実写版妖怪ベム、ベラ、ベロを見ました)
「いや~」
「選びなさいよ」
「いや~」
(ミッシーとなりで爆笑)
「冗談よ!おほほほほほ。おい!帰るわよ!」
ヘルパー車だす。
「じゃ、どっちか決めたら電話してね!グッバ-イ」
行っちゃった・・・値段の話してないのに・・・
ちなみに終始、車から降りないという気高い種類の妖怪でした。
後、別のところは、一軒家を見せてもっらてて庭を見てたら小屋があったんで
「あそこはなに?」
「あれはおれの家さ!クールだろ?」
「え?おじさんあそこに住んでるんだ・・・もし僕がここ借りたらどうするの?」
「え?動かないよ!」
「え?」
「ちなみに敷地はここからお前の範囲でここからはオレの範囲だから!どーだ?クールだろ?」
いやいや、そりゃないぜおっさん!!庭におっさんがいる学校なんて聞いたことがないよ!
「却下!」キッチンを見てたミッシーに「撤収!!」
って声をかけ逃げました。
ミッシーがおっさんに何で?って聞いてましたが、おっさんは首をかしげるばかり・・・
といろいろ面白い体験をさせていただきました。
また物件まわりしたいな!
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