はい、イッチモッツです。
先日のXbox360のストア閉鎖の件につづき、またしてもXbox360ネタです。今回は、タイトルのとおり、「ケイブ シューティングコレクション」、「ケイブ シューティングコレクション・完」が何故、貴重で、且つ価値があるのか・・？ というところを私の見解として、お話させていただきたいと思います。私の独断と偏見を多く含みますので、予めご了承いただけますと幸いです。
さて、皆さんは このプレミアがついた「ケイブ シューティングコレクション」（完も含む）真の価値って、一体なんだと思いますか？？？
これについては、人それぞれの考えがあると思われます。ケイブ製のシューティングがひとつのＢＯＸに纏まって所有欲を満たしてくれるとか、市販されていないサウンドトラックCDが付属しているとか、各ゲームの攻略DVDが充実しているとか・・ソフトや付属品を個別で購入するより格安だ・・などなど。
数多くある理由は、どれも正しいと思います。10人いれば10人の考えや思いがあって当然です。しかし、私の考えは少し違っていて、「シューティングコレクション」の価値を一層高めているのは、「インストールディスク」にあると思っています。この「インストールディスク」とは何ぞや？と、思われるか方が大半かと思われます。これは、各タイトルのメディアディスクのことではなく、「各タイトルの差分ファイル（アプデファイルや派生タイトル）をまとめた一枚のディスク」のことを指します。
この「インストールディスク」、実は「シューティングコレクション」と「シューティングコレクション・完」では内容が一部異なり、比較した場合ですが、「シューティングコレクション・完」に付属している「インストールディスク」の方が若干、価値が高いです。これについては後述します。
インストールディスク自体、発売当初から価値があることに変わりありませんが、先日のXbox360のストア閉鎖にともない、より一層価値が増すことになります。それは、ストアでしか購入できなかったモノが多数収められているからです。詳しくは公式のHPをご確認いただきたいのですが、例えば・・
・虫姫さま ふたり ブラックレーベル
これはDL専用ソフトです。
購入したくても、もう入手できません。これは「虫姫さま ふたり」ソフト本体を所有していなければプレイすることはできませんが、「虫姫さま ふたり」のメディアを購入しても付属してくるタイトルではないのです。あくまでも、DL専用で発売された追加コンテンツとなります。
その他の追加コンテンツ（派生タイトル）や拡張機能は、
・虫姫さまふたりVer1.01
・むちむちポーク！＆ピンクスゥイーツ ケイブ祭りVer
・赤い刀 真 フルボイス拡張パック
・デススマイルズ フルボイス拡張パック
【画像：虫姫さまふたり 初回限定盤に同梱されていたVer1.01のプロダクト】
などが含まれています。一部はストアがなくてもアプデ扱いで、現在でもダウンロードが可能かもしれませんが、初回限定版に付属するプロダクトコードが必要であったりなど、今となっては入手が困難なものばかりです。
一部例外もあって、「デススマイルズ」のブラックレーベルは、前述した「虫姫さま ふたり」のようにブラックレーベルは追加コンテンツでダウンロード販売のみでした。その後、しばらくたって発売されたプラチナコレクションの「デススマイルズ」には、ブラックレーベルがディスクに収録されているという太っ腹な仕様でした。そのため、サントラCDが付属した初回限定版よりもゲームに特化して考えると、プラチナコレクションの方が価値があると思います。
【画像：デスマのブラックレーベルもDL専売だが、プラチナコレクションには収録】
話が横道にそれましたが、インストールディスクは、それら以外にも各ソフトがリリースされた後に見つかった不具合などを修正するパッチ（アプデ）も含まれていたりします。もし、今後完全にXbox360のサービスが終了してしまっても、インストールディスクがあれば、不具合修正や最新Verにアップデートできるのは、とても有難いことです。前述した「シューティングコレクション・完」のインストールディスクには、公式のHPに記述がありませんが、所有者や購入した方々のレビューによると・・
・怒首領蜂 最大往生のパッチ（アップデートファイル）
が収められているようです。これにより「完」のインストールディスクの方が、より一層価値が高くなったと思われます。
（この記事を書いている時点では、まだサービスが終わっていないため、ソフト起動時にネットに繋ぐことによって最新版にアップデートされると思います・・。）
さて、ここまでで、「インストールディスク」の価値がご理解いただけたかと思います。もう入手が不可能となった追加コンテンツが収録されているのは、とても貴重です。私的には、このディスクだけでも２万円くらいの価値はあると思っています。（ちなみに私は「完」ではない方のシューティングコレクションは所有しています。）
とても残念なのは、皆が期待をしていた「ぐわんげ」を「インストールディスク」に収録して欲しかったところです。「ぐわんげ」は後方互換のため現行のXboxでも動作可能であり、購入を慌てる必要もないと思われますが、できれば「ぐわんげ」も収めてくれれば、それこそ３万は出しても良いくらいの価値はあると私的に感じています。（完全にアホ）
さて、「ケイブ シューティングコレクション」の価値について、私の所感を長々と綴らせていただきましたが、如何だったでしょうか・・。定価で購入すれば、確か￥27,000程度だったと思いますが、現在ではかなりのプレミアが付き、新品未開封なら10万超えた取引も珍しくありません。
私は「完」でない方の「シューティングコレクション」を発売後 数年経って、５万円程度で購入（外箱以外は未開封品）しました。ですから、インストールディスクのためだけに「完」を購入することはないと思いますが（断言できない）、ケイブ シューティングを愛するファンの方なら、更なる高値がついても購入する人は現れると思われます。それはきっと、ケイブ愛だと思いますので、決して恥ずることではないと思います。
できることなら、プレミアのついた高額な「シューティングコレクション」購入せずとも、現行機種でエムツーさんが、ケイブタイトルをもっと移植して欲しいところです。しかし、実際には版権の問題等で、なかなか難しいのかもしれませんね。私が生きている間・・シューティングゲームがプレイできる間に、一つでも多くのタイトルが移植されることを切に願っております。