2023-07-16 日曜日

 

丸沼高原の④ 【自然散策コース きのこ、コケ】です。

 

丸沼高原の自然散策コースを歩きました。

下界は猛暑日予報。

森の中は快適です。体感温度20℃以下。

 

森の中には、色々なキノコがあります。
日本には4,000種類以上のキノコがあるそうです。
その内の何種類くらいを、僕は見たことがあるのでしょうか。
 
 
 
キノコは好きなのですが、怖いですよね。
子供の頃は家族でキノコを取りに山へ行きましたが、今はスーパーで買うキノコ以外は食べません。
 
おや?
黄色い。
キノコ?
調べてみると、これは、
 ニカワホウキダケ
 という、キノコみたいです。
 
サンゴのような形をしています。
キノコだとは思いませんでした。
アカキクラゲ目、アカキクラゲ科に属していて、キクラゲに近いみたいです。
触ると柔らかいのかなぁ。
サンゴのように硬い感じがするけど。
 
黄色いキノコですが、朽ちた木からはえています。
朽ちた木にはえるキノコと、地面からはえるキノコと、大きく二つに分けることができるそうです。
 
 
この白いキノコは、少し透明で、繊細な感じがします。
 
このキノコは木にはえています。
この木は、終わりを迎えている木ということなのでしょうか。
 
網が張ってある場所があり、その向こうに立派なキノコがはえていました。
 
みなさん、ここを通る時、何か一言コメントして行くのですが、その人達を見ることが楽しいです。
 
 
 
朽ちた木に苔が生い茂りますが、その中に少し硬そうなものが、はえていることがあります。
緑色のものや赤いものがあります。
何でしょう。
一瞬、カエンタケ?とも思いましたが、カエンタケではありませんね。
 
調べてみました。
ハナゴケというコケのようです。
いえ、正式にはコケではありません。
 
地衣類というところに分類されるようです。
 
地衣類を顕微鏡で観察すると、菌類と藻類を確認することができ、このふたつが共生して、地衣類を成り立たせているそうなのです。
調べれば調べるほど、難しくてわかりませんが、簡単にいうと変わった生物ってことかな。
 
 
地衣類は、周りによく見かけることができます。
道端や木に張り付いています。
 
 
「千葉の県立博物館」のHPに詳しい解説があり、参考になりました。
 
先端が赤いのは、アカミゴケというそうです。
 
この緑色のものは、コケなのかシダなのか、藻類というものなのか、混乱してわからなくなっていますが、よ~く観察すると不思議がいっぱいです。
 
アリになって、このジャングルを歩いたら、どんな感じなんでしょうね。
 
 
 
標高2,000mの森の中。
コケの写真をいっぱい撮ってしまいました。
 
つづく