大変面白い映画なのでまだ観ていない方は観てから読んで頂く事をオススメします。
観てなくても興味ない方や忙しい方はどうぞ。




チューリングテストなどでも有名なアラン・チューリングがドイツ軍の暗号エニグマを解読するお話です。そこに至るまでとその後の生涯も描かれています。


まあ壮絶でした。


当時解読不可能だと言われたドイツ軍の暗号エニグマを打ち破るのには機械しかない。
マシンにはマシンを!
と言って解析用の機械を作ります。
結局のこの機械を作って暗号解読してしまいます。


アランチューリングはこの機械をクリストファーと名付けます。


このクリストファーというのはアランチューリングが学生だった頃の好きだった男の子の名前でした。

アランチューリングはホモセクシャルでした。(これは映画の中盤で語られます)

その彼は若くして死んでしまいます。

その彼を再現しようと思ったのかどうかは分かりませんが、クリストファーと名付け大切に扱います。


もうどれから説明していいのか分からないほど波乱万丈。


さらにさらに、歴史家によれば戦争を2年も早め1400万人以上の命を救ったとの事ですが、エニグマを解読したことは50年以上も世間に伏せられます。
次の戦争に備えるためです。


結局アランチューリングが生きている間はそれが公表される事はありませんでした。


また、アランチューリングが生きていた時代の英国は同性愛が禁じられていました。
同性愛がバレたアランチューリングは投獄か薬物療法かを迫られクリストファーを作るために薬物療法の道を選びます。
その事がきっかけで自ら命を絶ってしまいました。


その後アランチューリングの活躍が公表されこうして映画となって観れるようになった訳です。


凄すぎるわ。


時代の流れを変えて、それが隠されその死後に公表されて映画になる。


素敵過ぎません?
奇跡ですよ。



何と言っても一番シビれたのは、
映画の最後の言葉。


「彼の成果がチューリングマシーンの研究へとつながった   今 我々はそれをコンピュータと呼ぶ」






素晴らしい映画でした。