自分は小さな時から、小さな子が好きだった。

子供もたくさん欲しいと思っていた。 


第一子は私が32歳になった数日後に産まれた。妊娠中吐きつわりがほんとにひどかったし、陣痛から出産まで48時間もかかった。女の子。

怪我させないように、困らないように、初めての子はわりと過保護に育てた。抱っこばかりで警戒心が強く、引っ込み思案だけど、賢い女の子に育った。

中1、私立進学校在籍。普通の子。多少天然。



長女出産から1年半後、あと何日後には初めて親子3人で行くグアム旅行。

第二子の妊娠がわかった。


飛行機大丈夫かな。つわり大丈夫かな。

日本に戻ってからすぐ半年後の夫の転勤辞令が来た。

親子3人で、田舎の温泉地に引っ越した。2歳の長女とたくさん温泉巡りをした。


2回目のつわりは、ずっと歯磨きをしていれば

ミント味で気持ち悪さは紛れる感じ。

そして年末に、私と長女で里帰り。


3月の朝方お腹が痛くて、寝ていた長女は父にお願いして、母の運転で病院に送ってもらった。

夫にも連絡して、急いで新幹線で向かってもらったけど、出産には間に合わず。


男の子が産まれた。

なんか不思議だった。私から男の子が産まれることが、なんか不思議。

母乳をあげてもミルクをあげても全部嘔吐してしまい、初期嘔吐って母子手帳に書いてある。

鼻からマーゲンチューブをいれて

搾乳したものをシリンジにいれて、胃に送っていた。

小さな腕に点滴をさして、包帯でぐるぐるまきにされてて、心が痛くて

毎晩涙がでた。


退院時には元気に授乳できるようになった。

とっても顔のかわいい男の子だった。


長女を過保護に育てすぎたので、長男は男だし、寛容に育ててみたら、骨折はするし、大火傷するし、紫斑病で入院するしで、大変だった。

よく笑う子。


幼稚園のときから通うのを好まず、

小学校は毎回担任の先生から

変わっている子って感じで言われる。


小4から朝学校に行くのがしんどくなり毎朝10時登校。

担任、市、NPO、塾、小児精神科、教育系の知り合いなど

私はいろいろ話をしに行った。

wisc4 を受ける。

今小5、ほぼ登校拒否。

低学年から一貫して

学校はつまらない。という。

塾には行く。


凡人の私には理解しずらいことが多々。