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古い話題で恐縮です。
「白い巨塔」が好きです。
先日、以前放送された「白い巨塔」の総集編のビデオを(HDD録画ですが、HDDを見るとは言わないと思うので)見ました。やはり素晴らしかったです。

田宮版のドラマは見たことが無いのでなんとも言えませんが、唐沢財前はすごく良かった!!
原作よりさらに冷酷で、名医で、孤高で、カッコいい!

絶頂に上り詰めていく財前は末恐ろしくもあり、頼もしくもあり。
絶頂に上り詰めた財前はさらなる高みを目指す。しかし、冷酷で恐ろしい。
絶頂から落ちていく財前は、哀れで、悲しく、孤独。

この高低差が見る者を財前五郎のとりこにするのでしょうか・・。
最後、親友・里見の病院に行き、余命を告げられた時の
「僕に不安は無いよ、里見くん。ただ、無念だ・・」
と言った時の唐沢さんの表情は頭から離れません。
あの表情が、財前の一生を物語っていたような気がします。

原作は「大学病院の体質」を鋭く切った社会派小説。
原作の終わりは医事裁判での原告の敗訴。
白い巨塔を崩すのは容易では無いという終わり方でした。
その後、続編が出されて、現在のストーリーが出来上がったのですが、
原作の主張したかった問題よりも財前五郎という人間のほうに魅せられてしまった私でした。