4/1 入社式。
僕は、東京にいた。
(本社が東京にあるため、そこで入社式と研修を済ませてしまうためだ)
同期たちとの初顔合わせ。
社長たちと初顔合わせ。
自己紹介。
これからの抱負。
入社式のひと通りの行程が終わり、明日からいよいよ研修がはじまる。
約1週間、本社勤務の同期と大阪勤務の同期が研修にて仕事内容を覚え、研修終了後からは仕事がある程度できるようにする。
と、いうのが事前の説明。
蓋を開けてみると、実は全く違った。
始業から終業時間まで、ずーっと僕たちは会議室に押し込められていた。
なんせみんな仕事が忙しくて、研修している場合じゃないと。
だから、同期で交流を深めておいてと。
別にカフェ行っててもいいし、何してもいいよと。
ただし、会社の中に誰もいないから連絡は社用携帯によろしくと。
それが1週間続いた。
え?
なんで?
そんなことするなら、この研修意味あった?
そう思った。
泊まるところも、交通費も会社持ちではあったけれども。
それでも。
この研修、必要かーーーーーっ!?
(井谷、渾身の叫び)
結局、なーーんも学ばないうちに、僕は配属先の大阪へと帰ることになった。
最初は、あえて放置して、僕たちのやる気とか、そういうものを見たいのかな?と思ってた。
だけど、どうやら違うかった。
上司は本当に一日中いない。
終業時間過ぎても帰ってこない。
(うちには残業手当とか、営業手当とかいう上等なものは存在してない)
じゃあ、営業のいろはとか、名刺の渡し方とかは大阪で学ぶのだろうか?
そう思ってた僕たちに待っていたのは、大阪の上司のこんな言葉だった。
「え?何も教えてもらってないの?じゃあ何しに東京行ったの?」
「こっちで実践しながら覚えなきゃいけないの?面倒だなー」
はい!!?!?
い、今この人、面倒って言ったな!?
そりゃこっちのセリフだ!
会社のルールとか、こんな仕事をしていてだとか、この会社で僕たちに求められてるものとか。
そんなのぜーーーんぶ教えてもらってないよ!
聞きに行っても
「忙しいから、またあとでね!」
って言われる始末。
じゃあいつ聞くの!!?!?
(今でs…)
最初から怒りで我を忘れそうな僕だったが、そこはぐっと堪えて面倒そうな上司に色々聞きながら、営業方法とかを学んでいくことになる……
こんなの、まだまだまーだまだ、序の口だった。
