『発達障害プロジェクト』
NHKは5月から来年4月までの1年間、総合テレビとEテレのさまざまな番組で「発達障害」を
特集します。当事者は、挙動などから「空気が読めない人」と誤解され、日常生活に支障を
きたすことも少なくありません。支援のあり方や最新の研究動向など多様な角度から障害の実情を
伝え、理解を広げるのが狙いです。
発達障害のある人や周囲の人たちの、様々な暮らし方や働き方、悩みや対策を伝えていきます。
※番組を見逃しても、NHKは再放送も多く、『動画検索』をすれば、だいたいの放送は見ることができます。
「シリーズ 発達障害」第2弾となる今回は、発達障害の子を育てる親の悩みに、徹底的に
向き合います。
「こだわりが強く、思いどおりにならないとパニックになる」「感情のコントロールが難しく、 かんしゃくを起こすと手が付けられない」。発達障害の子を育てる親のなかには、わが子を
「育てづらい」と悩む人もいます。さらに、周囲から「子どもを甘やかしている」「しつけが
できていない」などと言われ、傷つくことも少なくありません。
番組では、発達障害と診断された小学生を育てる家庭を取材。親は何に困り、どんな悩みを 抱えているのか、また、子どもが発達障害と診断されたとき何を感じたのかなど、発達障害の子の
“子育てのリアル”をお伝えします。また、発達障害の子を育てる母親どうしの座談会も実施。
周囲の人たちとの関係について、親の本音をうかがいます。
“見えにくい障害”と言われる発達障害。子育ての悩みも、なかなか外からは見えません。 その悩みに正面から向き合うことで、発達障害の子を育てるとはどういうことか、周囲の人たちは
どう関わればいいのかを考えます。
NHKは、これ以降も 様々な番組で「発達障害」の番組を放送する予定です
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