みなさん、お元気だったかしら?
新学期が始まって2ヶ月が過ぎようとしているわね。
長子は、高校3年生。
本格的にコース別の学習に入ったわ。
次女子は中学生になり、音楽学科ピアノコースに入学。
こんなに忙しく慌ただしく1日が終わっていくなんて…
想像していなかったわ。
イタ子、こんなチャランポランな行き当たりばったり系子育てだけど、1つだけブレない教えは
『全てにおいて優先順位をつけること!』
だったりするの。
何事にも優先順位って大切よね。
長子は、昨年ダンスに熱中して新学期が始まる直前までは、今年もダンスをやる!と言っていたんだけど
新学期1日目のガイダンスで、今年の勉強量などを考えて習い事はコーラスだけに絞り、英語のコースと数学のコースを放課後に受講することにしたようよ。
来年6月にケンブリッジ英検B2を受験予定らしいわ。
(☝日本の英検で言うところの準一級だそうよ)
その後、10月に(無事に4年生になれたらの話)
IGCSE の英語の試験があり、そちらはケンブリッジ英検C1くらいのレベル。
(☝日本の英検で言うところの一級だそうよ)
その準備と腕試しのために、B2を受験することに決めたようなの。
今年から数学、物理、化学が新たに英語での授業になり課題の量も凄いことになってるのを見ると、彼女がつけた優先順位は、間違ってなかったみたい。
問題は…次女子よ。
中学校から本格的に始まるお勉強に加え、ピアノと基礎音楽(ソルフェージュ)、今まで習っていたバレエとチェロ、そしてオーケストラ…
そして、英語のコースを受講することに…
これ、本当にできるの?
と、何度も聞いたんだけど…
彼女は、できる!なに一つ減らすことを禁ずる!と
強い意志があった…
そう言われると…無理だよ…とか、私からは言えないじゃない?
一緒に何度もシミュレーションして、本当に大変なことを伝えたけど、やると言っているんだから…仕方がないわね。
と、言うことで兎に角大変なことになってる次女子とイタ子。
今まで小さいうちは、あれは駄目、これはまだ早い、なんて私が誘導していたわ。
でも小学生になり、徐々に一人でできることを増やしていく訓練をしてたのよ。
小さいことだけど、朝、髪の毛を自分で結くだったり、洋服を決めるだったり。
宿題は、はじめにルールを決めてあげたら
それに沿って自分で管理出来ていたんだけど…
中学生になり、宿題の量と質が変わり
まだペースが掴めずにアタフタしているところに、コンサートでソロのお話を頂いたり…
イレギュラーな事も重なり合って
とうとう…やっちまった…
宿題を忘れる…
今までうちの子達は、宿題だけはきっちり!やっていく子達だった。
言わなくても “宿題だけは” 出来る子だったのよ…
しかも忘れた宿題がイタリア語…
絶対だめなやつじゃない?
そしてそれを、侍(旦那)に言ってしまった。
イタ子に言ったら怒られると思ったようだけど
次女子…そっちの方がまずかったよ…
侍は、学生の本業は学問!の人。
そりゃ、そうなんだけど、習い事は実用性があるものを細々やってればいいという考え方の人…
ダンスやチェロなんて、役に立たない習い事よりも
水泳(海で溺れないため)や空手、キックボクシング(護身術)を習わしてあげるほうがいい!と、実は思ってる人なのだ…
それでも、今まではお小言を言われたことは無く
私がどうしても無理なときは、快く送迎を代わってくれたりもしていたの。
でも、初めてですよ…
『次女子、ちょっともう限界なんじゃない?』
とな…
恐れていた事が…
侍は、普段とても温厚で優しいお父さん。
ですが侍がダメと決めたことは、泣こうが喚こうが絶対に覆ることはないのですよ…
確かに、私も思うところはある。
あるにはあるけど…
そこで無理だと決めるのは、親であってはいけないとイタ子は思うの。
学業を疎かにするのは、絶対にだめだし
最近の次女子の忙しさを見ていると、確かに容量オーバーな気もしないでもない。
でも、時間配分なんて一ヶ月で身に付くわけでも無く
イレギュラーが続いてしまったことも考慮に入れてあげたい。
と、侍に言ってみた…
侍は、『次はないよ?』と、眼力強めにこちらを凝視して釘を刺してきた…
こ、怖え〜…
その目、人一人殺ってきた目だよね?
って目で、イタ子に釘刺ししないでよ〜!
オーバーワークなのは分かってる。
だけど、その限界を越えて、初めて自分のキャパを知るいい機会だと私は捉えたい。
もしかしたら、できちゃうかもしれないし。
何を取って何を切るか…自分で選択させるのも大切だと思うしね…
自分で決めたことなら後々後悔も最小限で済むだろうし。
まだ子供だから、大人がキャパを決めてあげる?
私は、子供でも自分のキャパは自分で感じて決めるべき!と思うわ。
皆さんのご意見、待ってるわ。