あれは一ヶ月くらい前だったかしら。

うちのアパートの玄関で蜘蛛の巣に引掛り悶てる彼を、つまみ上げてお家へ持って帰ってきたのは。


まだ生まれて間もない、肌が半透明で目が大きい魅力的なあの子。


ヤモリは、家を守ると昔からの言伝えに因んで


守(まもる)


と名付けて、Heinz のマヨネーズの瓶で少し大きくなるまで育てることにしたわ。

きっと生まれてすぐ過酷な人生を歩んできたのね…

すでに尻尾が半分切れてた…


ベランダで適当な虫とっ捕まえて、せっせと瓶の中へ運ぶ私。


1週間くらいして、いつもの様に霧吹きで水をあげようとしたその時真顔


脱走したわ…


体はまだ小さくても、皮膚の色は濃く少しは硬くなっていそうだったし…

元々…逃がすつもりだったし…


と、言い聞かせたわチーン


その後、何日経ったかしら…




ベランダで元気にしてる守発見ニヤニヤ
いつの間にか尻尾も元通りニヒヒ

住み着いてるみたいでお母さん、安心した真顔


そして先週の金曜日、何やらビニール袋を片手に帰宅した主人。


なに…怖いんですけど…滝汗


『連れてきちゃったデレデレ


って…堂々と愛する妻の前でお持ち帰り宣言か?っと若干イラつきながら袋を受け取るとそこには…




またまた、かぁいらしい子が入ってるじゃないかデレデレ

安全の安から一文字いただき

安子(やすこ)

と、命名真顔

この子もまだ小さいし、外は雨…
今度は蜂蜜の瓶で少し様子を見てやることにしたわ。



土と紫蘇の花と入れてやって、日曜日に拾った栗の中にいた芋虫をせっせと瓶の中に運ぶ私。



守とは違い、脱走を試みること無く瓶の中を満喫していたわ。

そして昨日、晴れ間が見えたのでベランダのアマリリスの鉢へ逃してやることにした。
我が家のベランダは、食料がいっぱいだろう。
大きくなるんだよ真顔



小さい…可愛い〜。

好きな所へ行き、好きな所に巣を構えればいいよ。
と思っているのに…

今朝様子を見ると…



え…いる…

一晩経ってもアマリリスから移動しない安子…
寒しのかしら…
もう少し瓶の中のほうが良かったかな…
などと考えていたの。

そして午後、流石にもう逃げたわよね真顔
と、思い覗いてみると…



ハイ問題です。

安子はどこにいるでしょうか?

正解は…







↑ココ!!↑

もう可愛すぎて悶絶…
キュン死する所だった!!

これ、きっと寒いんだよね…と言うことで
枯葉を集めて敷き詰めてあげました。

もう枯葉のせいで安子を探すのは難しいけど、無事に一冬越せます様に🙏🏻