大好きな舞台があります。
初めてこの舞台を見たのは21歳のころ。
当時通っていた養成所からの紹介で、無料で見に行くことができました。
ただし、全編英語でしたけど(笑)
字幕もないので、セリフはチンプンカンプンでしたが、とにかく泣けました。
映画にもなった有名な舞台なので、ご存知の方も多いと思います。
海外でもたくさん上演されました。
太平洋戦争終戦間近の、神風特攻隊のお話です。
漫才師を目指す二人が、事故をきっかけに特攻隊だった前世にタイムスリップします。
この二人がいることで、終戦後に生まれた若い世代(私たちのような)にも
とても分かりやすくできていると思います。
少年と言ってもいいくらい若いひとたちが、零戦に乗って出撃していきました。
劇中、ある特攻隊員は、出撃の前日に家族にあてて遺書を書きます。
「ただひとつの心残りは、父上のことを一度も『お父さん』と呼べなかったことです。
出撃の瞬間には、『お父さん』と…」
そう書きかけたところで、くしゃっとまるめて捨ててしまいます。
彼は、大きな声で「お父さん」と叫んで、敵艦に向かっていきました。
印象に残ったセリフはたくさんありますが、この「お父さん」の一言は
初めて英語で観たときにも、グサリと胸に突き刺さりました。
家族を残していかなければならないなんて、どんなに辛かっただろう。
この、若くして散っていった命が、今の私たちを支えてくれています。
正直ね、あほなイタコは難しいことは分からないです。
だけど、こういう時代があった、ってことは、絶対に忘れません。
もう、戦争を体験した人は少なくなりました。
イタコのおじいちゃんも、高校生のころに亡くなりました。
今なら、もっと理解もできるし、おじいちゃんの話を真剣に聞けるのになぁ。
そう考えると、今会いたい人ってたくさんいますね~…。
余談ですが。
今回の舞台で見た陣内智則は、めっちゃかっこよかったです(笑)
コミカルで、シリアスで、分かりやすい。
「THE WINDS OF GOD」は、ニューヨークなんかでも好評です。
まだまだ全国で公演があるようなので、よかったら是非見てみてください。
福岡公演は、後ろの席がけっこう空いてました。
もったいない!!
あ、今回、永業塾で友達になった、うっちーと行ってきました。
誘ってよかったです。
すっごい泣いたんですが、ハンカチもティッシュも忘れてしまいました。
女としてどうなんだ…イタコ…(笑)






























