たけやんの日々、一歩一歩 -2ページ目

たけやんの日々、一歩一歩

   -昨日よりも一歩でも前へ。-

かねてから観なければ、と思っていた映画「遺体~明日への十日間」を観てきました。

土曜日の夜、ということもあるのか、人はまばら。というか10人くらいしかいない。
石巻のワーナーマイカルだったので土地柄観るのがキツイからなんでしょうか…

遺体―震災、津波の果てに/石井 光太

¥1,575
Amazon.co.jp

原作の「遺体―震災、津波の果てに/石井 光太」は読んでおいたので内容はほぼわかって観ました。
それでも…

余震のシーンの度に心臓がバクバクし

体育館の安置所のシーンで実際の光景や音や匂いがフラッシュバックし

涙が止まらなくなった。


あのとき、この目で見た光景に限りなく近い、映像が。
家族の遺体にすがりつく遺族の姿が。
毛布にくるまれ、硬直した遺体の姿が。
「ああ、実際にあったことだ。この目で見てきたことだ」
と脳裏に蘇った。

きっと、女川でも南三陸でも気仙沼でも宮古でも大槌でも
同じような光景だったはず。
これは「映画」の中での「事実」だけど限りなく近い「真実」だと思いました。
劇中に「亡くなった母親の顔が黒ずんできてるのでどうにかしてあげたい」という遺族の願いで死化粧をするシーンがありました。
うちの子も葬儀社の人に化粧してもらって、まるでキューピーちゃんみたいになったけな…

映画では当時遺族ですら見れなかった(いや見せるまいとしてくれた)安置所の姿が描かれていきます。
そしてあれほどの災害であれほど多くの方が亡くなったなかで、できる限りのことをしてくれた自衛隊、消防、警察、自治体の方々には本当に頭がさがります。

この映画はドキュメンタリーなのでドラマ性があるわけではありません。
淡々と当時のことが描かれていきます。
だからこそ、一人でも多くの方に観てもらいたい。
今すぐは無理でも、いつか観て、知ってもらえればと思います。
あの時、何が起こったか。俯瞰の映像ではなく現場の人達の想い。
東北の人も他の地域の方も。観てください。





そして翌日の3/3(日)。
宮城県名取市の閖上浜捜索に参加。
前日に映画を観て、自分の想いを再度確認し臨みました。
「いない」と「亡くなった」は違う。やはり違う。
自分のとこは見つかって「亡くなった」ともう思える。
けど、いまだ2,700名もの方が「いない」状況。その方々のご家族にとってはやっぱり「いない」。
だから、帰してあげたい。
せめて「おかえりなさい」と言えますように。




閖上浜はとにかく広いかつ長い。でも今回も129名もの方に集まって頂きました。
関東やその他の遠いところからも。そして県内の参加者が増えたこともありがたかったです。

今回で二回目の閖上捜索。目的はとにかく閖上浜全域の砂浜表面にあるお骨を見つけること。
砂浜上をまずすべて見る。
そのために南班と北班に分かれて南北から中心に向かって横一列になって歩く作戦。
ですがコレが結構難しい。どうしても目を凝らし、探すのに夢中になってなかなか一列にならない。でもそれもしょうがないですね。それほどみなさん真剣に探していました。
何回か隊列を組み直しながら午前中のうちに南北班合流し、また探しながらそれぞれスタート地点に戻る。
一回目の捜索時と比べ、風によってか砂の地形が若干変わってました。
そのせいか、今回も動物のものが大半と思われますが、お骨も見つかってます。

スタート地点の駐車場に戻ると、地元の方から温かいラーメンと笹かまの差し入れが。
お心遣い、ありがたくいただきました!

午後からは表層の砂を掘りながらの捜索に。
砂を少し掘るだけで明らかに砂浜にはないはずのものが出てくる…
これならばもしかすると多くのお骨がいるのかもしれない…何かいい方法はないのでしょうか…

まだたった二回の捜索で砂浜の表面を見たにすぎません。
砂の中にもまだ、家族の元へ帰りたい方々がいるのかもしれない。

継続。そして人手。現場付近は復旧工事もすすんでおり、捜索可能なタイムリミットがいつなのかも定かではない状況。
一人でも多くの方に力を貸してほしいです。
どうか、一人でも多くの方に「おかえりなさい」を。
昨日、日曜日は妻と二男の三回忌だった。
3月11日近くはお寺も予約でいっぱいだろうと早めに予約しておいた。

土曜日のうちにお墓を掃除しておいたものの、土曜夜から日曜朝にかけてあいにくの雪。
朝のうちに一回お墓に行って雪払いをするも、その帰り道で視界が100mを切る猛吹雪。
どうしようかと思いましたが、なんとか11時の法要には間にあいました。

法要・法事ともつつがなく終了。ここ最近不安定で心配していた長男も、落ち着いて、一生懸命お経?(真言宗なんで真言を参列者も唱えるんです)を一生懸命読んでた。
途中、母親と弟の写真を見つけてしまい、少し泣きましたが騒ぐこともせず、頑張りました。

夕方にかけ、長男の様子を心配して友人が家に来てくれました。
おもちゃやDVDをおみやげに頂き、長男もご満悦。晩御飯もみんなで一緒に外食し、なぜかスーパー銭湯に一緒に行く約束をした息子。はたして今日は落ち着いて学校にいけてるだろうか?


まもなく2年。たったの2年。もう2年。長くもあり、短くもある時間。
自分の気持ちはもう落ち着いてきた。11日にへこまなくなった。楽しいときに楽しいと感じれるようになった。悲しさは少しずつ懐かしさに変わっていってる。

でもみんながみんなそうじゃない。悲しみの昇華の仕方も速さもひとそれぞれ。
ほんの少しだけ、まだ悲しみのなかにいる人よりはやく動けるようになったので、その時間は他の人の悲しみを少しでも和らげるために使おう。

皆の心の復興がなされるのはいつだろう?
車屋さんで車検待ちしてる間に久しぶりに読んで、つい読み通したくなりました。

SLAM DUNK 完全版 全24巻・全巻セット (ジャンプコミックスデラックス)/井上 雄彦

¥23,512
Amazon.co.jp

アマゾンで大人買いして再読中w
ミッチーの「先生…バスケがしたいです…」と安西先生の「諦めたらそこで試合終了ですよ」はやっぱり名言だなぁ…

ちなみに買ったのは完全版じゃなくて中古のコミックス版ですけどねw
一冊の本を読んだ。

『遺体―震災、津波の果てに』

石井光太氏の著書で、東日本大震災直後からの岩手県釜石市の遺体安置所の状況を綴ったルポタージュ。
発行されたのは2011年10月だったが、当時は手に取ったものの読む気にはなれなかった。
今回読んでみようと思ったのは友人がフェイスブックでシェアした記事を目にしたから。
震災から二年。亡くなった多くの方の三回忌が行われる時期でもある2013年2月23日からこの本の映画が全国公開されるという。

詳しくはこちら

実は、今でも震災当時の風景が瞬時に思い出されることがある。きっかけが特になくても思い出すことがある。あのときの風景や匂い寒さ。フラッシュバックなんですかね?
だから正直読むのは怖かった。
でもあの時見た光景を文章にしたらどうなるのだろう?とも思ったし、忘れるわけはないんだけど、当時起こってたことをはっきりと理解して頭の中に留めておくためにも読んだ方がいいと思って読むことにした。

内容は釜石市で安置所の運営やご遺体の捜索・検案などに関わった方々のエピソードを同時進行で記していく。とにかく運ばれてくるご遺体の数が増え続ける中、関わった方々が命の尊厳を守るために動いていく。そのなかで親友や見知った顔のご遺体を見つけ「ああ、君もなのか」と呟く。

読み進むたび、ああ石巻の安置所もそうだった、東松島の安置所も…とあの頃の光景が思い出した。でも思ってたより苦しくはならなかった。エピローグを読んだときはくじけそうになったけど読めた。光景はあの時のまま思い出すけど、その頃の感情まではよみがえらなかった。薄情なのか、心の安全装置が働くのかわからないけれど。


たぶんどの地区でも書中のような光景だったんじゃないかなと思う。
そして俺が実際に会ったり見たりした自衛隊・警察や葬儀社の方々も本当にご遺体を丁寧に扱ってくれていた。きっとほとんどの人はあれほどの数のご遺体を目にすることは無いだろう。実際に心が疲れて勤務を続けられなくなった方も少なくないと聞く。心を壊してまで犠牲者の捜索や安置所の運営にあたって頂いた方々には本当に感謝の念しかない。
家族を見つけてきてくれてありがとう。
そして書中ではほとんど描かれてないが、石巻地方をはじめ宮城県内では4月以降も多くの犠牲者が見つかっている。暖かくなり、ご遺体の痛みが加速する中で安置所にドライアイスを届ける活動をしてくれたスコップ団の平さん達、そしてドライアイスを確保してくれた全国の支援者の皆さまに改めてお礼を言いたいです。本当にありがとうございました。


映画は正直まだ見るかどうか決めていません。
たぶん一人では見れないな。
でも見るべきなのかなと思ってはいます。

遺体―震災、津波の果てに/新潮社

¥1,575
Amazon.co.jp

みなさま、すでに2013年も1/9ですが明けましておめでとうございます。
いや、とっくに明けてますねw
私の住む石巻地方はすでにどんと祭も1/7に終わり、お正月様もお送りしてしまってますがw
たけやんの日々、一歩一歩 たけやんの日々、一歩一歩

ブログもすっかりさぼっちゃってますけど、年始なので更新。

今年は久々?初?って位長く休ませていただきました。
カレンダー的に土日がうまく重なった為、会社としては12/29の午後~1/6までの実に8日間も休んでしまい…正直働きたくない…
昔は大みそかだろうが元旦だろうが緊急修理が入ったものですが、震災の影響もあり、故障するような機器が稼働してない影響もあるのでしょう。今年は緊急修理もなく穏やかに過ごせました。

とにかく年末、忘年会が多かった!
一昨年自粛してたのもあり、今回は幸いにもあちこちの忘年会にお誘いいただきました。
そしてトドメが30日の忘年会。昨年知り合った石巻出身の仲間とのプチ忘年会(人数的にはプチ)でしたが、とにかく楽しかったw地元で地元の言葉・石巻弁全開で飲んで、歌って。こういう仲間と長く付き合っていきたいですね。

明けて新年。うちでは仕事柄連休や夏休みに安心して旅行にいくことができないので正月料金覚悟で毎年旅行に行ってます。
今年は岩手へ。息子が「スノーボードやってみたい」というのでゲレンデに近い宿に宿泊。


まずは夏油高原スキー場へ。
$たけやんの日々、一歩一歩

今年は雪も多いようで、雪質はふっかふか!歩くだけでブーツが沈むw
息子は初のボードチャレンジ!まだ止まれないのですが、滑る格好だけはまぁまぁかな?
たけやんの日々、一歩一歩

一日目は夏油高原からすぐの「瀬美温泉」さんへ
落ち着いた雰囲気。雪降る中、露天風呂に入ってきました。
料理もまぁまぁかな?
たけやんの日々、一歩一歩

たけやんの日々、一歩一歩

たけやんの日々、一歩一歩

翌日朝、車に雪がこんもり…
たけやんの日々、一歩一歩

二日目、ボードはお休みして小岩井農場へ。
一面雪景色ですが冬だけのアトラクションもあり、楽しめました。
たけやんの日々、一歩一歩

たけやんの日々、一歩一歩

たけやんの日々、一歩一歩

たけやんの日々、一歩一歩

そして安比に移動して宿はペンション「アップルツリー」さんへ。
料理、美味しかった!5部屋位の小さめのペンション。宿のご主人も奥様の優しい素敵な方です。
息子も遊んでもらって満足のようでしたw
たけやんの日々、一歩一歩

たけやんの日々、一歩一<br />歩

たけやんの日々、一歩一歩

たけやんの日々、一歩一歩

三日目、安比高原スキー場がすぐそばだったので少し滑ったのですが、吹雪いてたのと寒すぎで息子の顔がしもやけりんごになっちゃったので、1時間で切り上げ、帰路へ。
たけやんの日々、一歩一歩

ひさしぶりの旅行。息子も楽しんだようでよかったw

去年はとにかく新しい出会い、新しい仲間が増えた年でした。
今まで出会った縁を大事に。新たな縁は大切に。
今年も助け、助けられる一年になるといいな。

そして、今年も飲みます!日本酒!
たけやんの日々、一歩一歩