自動車整備士駆け込み寺 喝っ!

自動車整備士駆け込み寺 喝っ!

令和6年12月をもちまして、このブログの更新は終わります。
多くの方にご訪問いただきありがとうございました。
皆様方のおかげで20年も続けることが出来ました。
感謝!感謝です。

Amebaでブログを始めよう!

多くの方からコメントを頂き、ありがとうございました。

コメントを読んでいて、私がブログを始めた理由を思い出しました。

こんな大事なことを忘れていましたし、その思いを最後に記事に書きませんでした。

 

自分に「喝っ!!」ですね。(^^;)

 

ということで追伸です。

 

振興会に入社し、いろいろな人からの技術相談を受けました。

勉強不足を感じる整備士を多く見てきましたが、これはその人に原因があるわけではありません。

昭和60年くらいまでに開業した整備工場の社長さんは、電子制御システムについて勉強する機会が少ないまま社長さんになっています。電子制御が搭載した車が少ないので当然ですよね。

また、電装品があまり装備されていない時代の車しか整備していません。今のように電装品だらけの車は分からなくて当然です。

当然、電子制御システムや電装品の故障診断ができません。(理解している人もいると思いますが・・・)

そうだとすると、そこに入社した社員も故障診断の方法を学ぶことはないでしょう。

そういた人がベテランとなった会社の新人も同様です。

こういった負のスパイラルに陥るのです。

では、どうすればいいのか?

社員に教育をすればいいですよね。

でも、そんな会社がありますか?

年に2、3回の講習を受けるくらいでは駄目です。

最低でも、毎月1回は必要と思います。

 

実はごく一部ですがあります。

かなりのお金をかけていますが、身になっているのでしょうか?

実際は・・・・・わかりません。

 

ただ言えることは、講習や研修を受ける機会があっても、それを受ける人に意欲がなければ意味がないということです。

 

私が知っている素晴らしい整備士のほとんどは、自分からすすんで学ぼうとする意欲があった人ばかりです。

 

そこで、そういった意欲のある人に役に立ってもらおうと、私はこのブログをはじめました。

だから、クドクドと理屈を書いているのです。

細かい点検手順をかき、なぜそういった点検が必要なのかを書いているのです。

単純な事例集にはしたくないのです。

原因だけが分かればいいとはしたくないのです。

 

このブログを見て、次のようなコメントをいただきましたので勝手ながら紹介します。

 

入れ食いタケシさんからのコメント

「10数年間、いたかめさんのブログにドキドキワクワクしていた元自動車整備士のモノです。
部品交換は出来るけど、故障診断が全く出来ない事に気づいた20代後半の頃…。
周りの先輩もまともに故障診断が出来る人が居らず、いたかめさんのブログを初めて読んだ時に衝撃を受けた事は今でも鮮明に覚えています。
記事を参考に故障診断の手順を自分なりに考えたり、テスターの使い方を改めて勉強させて頂きました。
現在は自動車業界から離れ建設機械整備士として働いていますが整備士を続けてこれたのは、いたかめさんのおかげだと思っています。
今まで黙って記事を拝見していただけですが、どうしても感謝を伝えたいと思い初コメです。
長い間、楽しい記事をありがとうございました!」

 

 

 

 

まさしくこういった人が一人でも増えることを願って始めたブログです。

記事を書くのがつらい時期もありましたが、こういったコメントをもらうと、やっていて良かったと思いました。

 

 

 

また、もう1つ、このブログを始めた目的があります。

 

 

私は前の記事にも書きましたが、トヨタオート時代、サービス本部に来たI課長からいやいやでも勉強をさせられました。

また、当時の上司や同僚、また、後輩からも学ぶことがありました。

振興会に入ってからは、元日産の上司からは、トヨタオート時代には学ばなかったこともかなり教えてもらいました。

私の記事を読んで、私のことをすごい!という人がいますが、私が知っている多くの知識はこういった人から学んだものです。

私がすごいのではありません、私には多くの知識を学ぶ機会が多かったのです。

そして、私は多くの人から学んだことを伝えただけなのです。

また、そうしなければいけなかったと思います。

特に、振興会の上司に学んだことはデーラーでは学ばなかったことが多くあります。

これは絶対に多くの人に伝えていかなければ、整備業界の損失とまで思っています。

 

 

例えば、以前よく書いていましたが、火花点検は10㎜のギャップで行わなければいけない。

ジーゼルエンジンでもパーツクリーナを吸わせればエンジンがかかる。

燃料漏れは排気ガステスタを使う。

オシロスコープで圧縮圧力を点検する。

そしてツールとして「テスタ」テーマにある、水温センサーのダミー、CI(IGコイル・イグナイター)チェッカー、ショート回路点検ヒューズ

 

などなど、多くのことを学びましたが、私はこれらのことを誰かに伝えていかなければならないと思いました。

また、私の故障診断の方法が正しいといいませんが、少なからず役には立てると思っていますので、このノウハウも伝えたいと思っていました。

そういった中で、お二人から次のようなコメントがありましたので、勝手ながら紹介いたします。

 

フリークさんから

「読み終える頃、気付けば目頭が熱くなってきました。本当に長い間ご苦労様でした。
今、現役で頑張っている私を含めた整備士達、そして今からこの業界で頑張ろうと思ってくれている未来の整備士達にとって、いたかめさんのブログは素晴らしきバイブルとして、これからも私たちを導いてくれると思っております。
いたかめさんには直接お会いする事は”現時点では”叶っておりませんが、まだまだチャンスはあると思っております。
私はまだ52歳。
いたかめさんからバトンを受け取る沢山の現役整備士の内の一人として、これからも研鑽を続け、そしてまたそのバトンを将来、自分たちの後世に繋いで行ける様に頑張りたいと思います。」

 

 

番犬さんからは

「確かに自動車整備業界は明るい話なんてほぼ無い状況ですが、それでも確実に素晴らしい整備士は全国にいっぱい居ると思います。
学ぶことの大切さを次世代に伝えていけるように、俺ももう少しだけ頑張ろうと思います。
今までいろいろと学ばせていただき、本当にありがとうございましたm(_ _)m」

素晴らしいこの業界と偉大なる先輩に乾杯。」

 

この2人は私が知っている中でもピカイチの整備士です。

はからずもその2人が私も思いを受け継いで、次世代に繋げていきたいと思っていてくれていたことに涙が出る思いです。

 

ここで紹介した人以外にも、同じように感じた人も多くいると信じています。

20年もブログを続けて本当に良かったと思います。

私の考えを少しでも受け取った人が、多くの整備士にその考えを広げていただけることを願っていますし、そうしてくれるものと信じています。

 

いたかめ