アド・アストラ | 押忍!! 武道と狩猟と草莽崛起の日記

押忍!! 武道と狩猟と草莽崛起の日記

合気道、空手道、居合道など武道修行に励みつつ、地域の農村を守るために狩猟に出掛け、その狩猟技術向上のために射撃練習も行うほか、祖国たる皇国日本を護るため「草莽崛起」にも取り組んでいます。

今年の4月に『翔んで埼玉』を観て以来、ちょうど半年ぶりにまた映画を観に行きました。

今回観た作品は『アド・アストラ』。

ストーリーはというと・・・

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 人類が火星に宇宙基地を建造し、地球外生命体の探査に乗り出している時代。著名な宇宙飛行士クリフォード・マクブライドの息子であるロイ・マクブライド少佐は、どのような状況でも動じることなく任務を達成する優秀な宇宙飛行士となっていたが、16年前の父の事故死が切っ掛けとなり、他者と適切な関係を築くことができず、妻のイブとも離婚していた。
 ある日、地球は大規模なサージ電流に覆われ、全世界で4万人超の犠牲者が発生する。サージによる軌道施設の爆発事故を生き延びたロイは、アメリカ宇宙軍上層部に極秘に招集される。宇宙軍は、16年前に連絡を絶ち、現在は海王星付近に留まっているらしい地球外生命体探査計画「リマ」で用いられていた反物質装置がサージを引き起こしたものと推定していた。また、リマ計画のリーダーであったクリフォードも生存している可能性が強まり、息子であるロイをクリフォードへのメッセンジャーとしたのである。ロイは監視役であるプルーイット大佐と共に、サージの影響を免れた宇宙軍火星地下基地で、海王星へのレーザー通信を試みることになる。
 ロイとプルーイットは、民間機で密かに中継点の月を目指す途中、クリフォードについて話す。プルーイットはかつてクリフォードの同僚であったが、地球外生命体の存在を頑なに信じるクリフォードとは喧嘩別れに近い形に終わっていた。月に到着したロイ達は、宇宙軍の警備の元、陸路で月の裏側にあるロケット発射基地を目指す。国境線が確定しておらず、資源紛争の場と化している月面では国籍不明の略奪団が暴れまわっており、ロイ達も襲撃を受ける。警備にあたったほとんどの兵が死亡し、プルーイットも負傷する惨憺たる状況であったが、ロイはかろうじて発射基地にたどり着く。容体が急変したプルーイットは、宇宙軍から告げられた真の任務内容記録――必要であればクリフォードを殺害すること――をロイに託し、宇宙船「ケフェウス」への搭乗を急がせる。火星への道中、ケフェウスはSOSを発信していたノルウェーの実験船の救助を試みるが、船員たちは脱走した実験動物に殺害されており、移乗したケフェウスの船長もその犠牲となる。更に火星への着陸寸前には、またもサージに襲われ、手動着陸を余儀なくされる。
 ようやく火星基地にたどり着いたロイは父への通信を繰り返すが、応答はない。最初のうちは軍が用意した原稿を読んでいたロイだが、やがてこらえきれずに自分の言葉で父への想いを伝える。直後、ロイは何らかの反応をキャッチしたらしい軍の担当者から不安定な心理状態を指摘され、任務を解かれる。何も教えられずに地球帰還を待つ身となったロイに、火星基地の責任者でありながら蚊帳の外に置かれていたヘレン・ラントスが接触し、ケフェウスには核爆弾が積み込まれており、海王星へ向けての発進が決まったことを伝える。更にヘレンは16年前にクリフォードから送られてきた極秘通信を見せる。ステーションでは長期の宇宙生活で精神を病み、地球帰還を求める者たちの反乱がおこり、クリフォードはヘレンの両親も含めた無実の乗組員を巻き添えにする形で彼らを殺害していた。軍は一連の状況を把握しつつ、対外的な印象のためにリマ計画が音信不通になったと偽っていたのである。ロイはヘレンの手助けで発進直前のケフェウスに乗り込み、海王星に向かおうとするが、司令部からロイの排除命令を受けた乗組員たちと争いになり、結果的に彼ら全員を死に追いやってしまう。たった一人で70日を超える航海に臨む羽目になったロイは、これまで拒絶してきた「他人」が存在しない環境の寂しさに悩まされる。
 やがてロイは海王星付近のリマ計画宇宙ステーションにたどり着き、唯一の生存者となっていたクリフォードと再会する。サージの発生原因は、最後に地球帰還を試みた一団が暴走させてしまったステーションの反物質装置だった。クリフォードは装置の修理を試みつつ地球外生命体の痕跡を調査し続けていたが、どちらも達成することはできなかった。リマ計画を失敗という形で終わらせたくないクリフォードは、研究データを回収して地球に帰ろうとするロイの説得を拒否し、1人宇宙空間の彼方へ飛び去る。ロイはステーションを破壊する核爆弾の衝撃波をケフェウスの推進力とし、地球へ帰還するしかなかった。
 かけがえのない存在であった父との決別と、かつて父が辿った孤独な旅の経験は、ロイ自身の心境を大きく変えた。自らと父を追い詰めた「他人との繋がりの欠如」を克服するべく、ロイはイブと再会する。

(以上、wikipediaから抜粋)

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・・・と、まぁ、そういうお話なんですがね。

なんちゅうか、こう・・・荒唐無稽というか、無茶苦茶というか、有り得んだろとツッコミを入れたくなるシーンが満載で、少々混乱しております。

このあたりは、『ゼロ・グラビティ』を観た時にも感じたことなんですが、宇宙空間のとてつもない広さをどうも作り手がちゃんと考えてないような気がするんですよねぇ。

例えば、土星の輪っかを簡単に通過して海王星まで辿り着いてますが、そんなに狭いのかっちゅー話です。

それに、火星から土星近くまで70日程度で航行するって、どんな航法なんでしょうね。

宇宙戦艦ヤマトのワープ航法みたいな?びっくり

まぁ、そういうことをツッコミ始めたらきりがないし、厳密に描いたら成立しませんからね。

しょせんはB級映画だと割り切った方がいいんでしょうけれど、気になりだすと止まらないのよね。うーん

結論としては・・・

観る価値は無かったですな。ぼけー