<「日本の旗あれこれ その11」からのつづき>
話を元に戻して・・・。
そうそう。
菊花紋章の話でした
菊花紋章を中央にあしらった旗。
先述した、この旗のことなんですが、
正式名称は何でしょうか
ん~、もぉ~、まだわかんないんですかぁ
しょーがないな~。
はい、答えは・・・
ズバリ
『天皇旗』でございます
天皇陛下の行幸の時などに掲げられるわけです。
行幸啓といえば、くしくも今日8日から、天皇・皇后両陛下がパラオ共和国を御訪問あそばされますね。
その時には日本国海上保安庁の巡視船「PLH32 あきつしま」に御泊りあそばされるようです。
ちなみに巡視船「あきつしま」とはコチラでございます。
(海上保安庁の公式サイトから転載)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/soubi-yosan/soshiki/ship/plh32.jpg
「PLH」というのは、「Patrol Vessel Large with Helicopter」の略称でありまして、700t型以上の大型巡視船で回転翼航空機(ヘリコプター)を搭載するもの・・・という定義なんですな
で、その巡視船「あきつしま」は、パラオ共和国の首都コロールがある、コロール島の沖合に今月4日に到着しております。
すでに万全の体制を整えていることでしょう。
そうしたら、きっと、その巡視船にもこの天皇旗がかかげられるのかな
でも、どうせだったら、海保の巡視船じゃなくて、日本國海上自衛隊の護衛艦の方が、ずーっと安全だし、天皇・皇后両陛下が御宿泊あそばされるには、とってもイイと小生は思うんですけどね~
たとえば護衛艦「いずも」とか…ね
(海上自衛隊公式サイトから転載)
http://www.mod.go.jp/msdf/formal/gallery/ships/dd/izumo/183.html
だって、なにしろかつては日本の南洋庁だったわけだし、戦後70年経った今でもパラオは超のつく親日国ですからね。
そりゃ、あーた、パラオに天皇旗と旭日旗を掲げた「いずも」が行くだけで、熱狂的に歓迎されるんじゃないでしょうかね
<完>