9月10日まで開催のガウディ展へ、

滑り込むように行ってきました。

展覧会の前に、先日NHKで放送されていた

サグラダ・ファミリアを特集した番組で予習し、

当日は音声ガイドを借りたのですが・・・。

 

 

日時指定予約制にもかかわらず、

会場はかなり混んでいて展示物を見るのも一苦労でした。

 

サグラダ・ファミリア大聖堂は、

1882年(明治15年)に着工しましたが、

観光客の入場料と寄付だけで建設されているため、

140年経った今も完成に至っていません。

未完のまま1982年に世界文化遺産に登録されましたが、

ガウディ没後100年になる2026年の

完成を目指してます。

 

ガウディのオリジナル彫刻の数々です。

生前、「降臨の正面」を飾る彫刻を構想する過程で

制作された石膏像だそうですよ。

 

 

サグラダ・ファミリアの建設に、

40年以上関わる日本人がいます。

ガウディの思想を継ぐ、彫刻家の外尾悦郎氏。

「降臨の正面」の彫刻群を手掛けていますが、

なかでも1990年~2000年の10年間に渡り仮設置された

「降臨の正面:歌う天使たち」の9体の石膏像が

展示されていました。

2000年に、砂岩の石像に置き換えられています。

 

 

下の写真は、2006年にスペイン観光した時に

実際見た「降臨の正面」の彫刻像です。

歌う天使たちの周囲は、楽器を弾く天使たちがいて、

その下には養父ヨセフとイエスを抱く聖母マリアの姿が。

救世主イエスの生誕を祝福する彫刻群は、

それは見事でしたね。

 

 

会場には、サグラダ・ファミリアの

完成模型が展示されていました。

サグラダファミリア大聖堂の正式な入場口となる

「栄光のファサード」

3つあるファサードのうち唯一建設中で、

完成すればここが正面玄関になります。

 

 

大聖堂の断面模型と側面模型。

森をイメージした枝分かれする柱や、

光の指し方が分かります。

 

 

 

受難の正面:鐘塔頂華の模型です。

流れていた映像を見ると艶やかなタイルの鐘塔ですが、

模型を見れば見るほど芸術家、岡本太郎氏の

「太陽の塔」に見えて来たのに思わず

芸術家同士の思想は時に交わるのかなと

感じてしまいました。

 

 

 

 

ガウディが手掛けた、ファサードや柱頭模型の数々。

 

 

 

 

2020年12月に完成したばかりの、

「マルコの塔」の模型です。

 

 

「クリプタの磔刑像」

地下礼拝堂(クリプタ)で使われていた、

イエスの磔刑像です。

 

 

膝を曲げた状態で十字架に磔けにされたキリスト。

苦悶の表情がリアルでしたよ。

ちなみに、この地下礼拝堂にガウディは眠っています。

 

 

2020年に撮影された礼拝堂の写真が展示されていました。

ステンドグラスを通して差し込む幾重もの色の光が

本当に美しいですね。

ボクが訪れた2006年当時は、礼拝堂も建設中で、

資材が整然と置かれるなか見学通路を歩いて行きました。

それがこんなに綺麗になるとは、

いつか実際に見たいですね。

 

 

その2006年に見学したとき覗いた塔の内部です。

たしか上から見下ろしたのだと思います。

 

 

混んでいて、ゆっくりの観賞は出来ませんでしたが、

見ごたえありました。

ですが、もう少し内部にスポットを当ててくれると

もっと良かったと思います。

 

正面のミュージアムショップで少し買い物をして

美術館を後にしました。