
友人の弁護士事務所はボーナスも出なかったらしい」。今日は介護についてのお話を聞きたいんですが。「そうでしたね、介護。僕の親もそういう年代だから、人ごとじゃないんですよね 猪狩さんの母親も昨年末に肺炎をこじらせて入院してしまったのだという。「うち、両親が離婚してるんですよ。僕が弁護士になりたての頃。母親はそれからずっと1人。毎日楽しそうに暮らしていたんだけど、今回倒れていろいろと考えるところがあったのか、面会に行くと僕のことを心配してるの。遺産相続 弁護士 も不安定な職業だから、ちゃんと貯金しときなさいとか、老後が心配だからお嫁さんを探しなさいとかね。両親のことを見てる僕が結婚に幻想を抱くわけないのに」「ああ、とにかくそういうことだから、これから介護が現実味を帯びてきたなぁと、僕も思ってるわけですよ。父親とはあんまり会ってないし。それでも親だから、何かあったら知らん顔はできないでしょう。認知症にでもなられたらどうしよう、って今から気が重い」ようやく本題。猪狩さんの依頼者にも、認知症の人が何人かいるのだという。といっても、裁判に関わっているわけではない。「成年後見人」になっているのだ。成年後見人は、認知症などで判断能力が不十分な人の財産管理や法律行為を代わって行う。"