現時点でNBA最高の選手として認められており、全米からも尊敬を集め始めている。NBAの、ひいては“米スポーツ界の顔”としての役目を引き継いだという意味で
NBAドリームチーム 裏技
、レブロンをジョーダンの後継者と呼んでも構わないようにも思える。「ジョーダンのような選手はもう二度と出てはこない。彼がやり遂げたことのすべてがある意味で革新的だった。そして、それらを華やかな形で成し遂げたから、人々は今でもマイケルのようになりたいと願い続けているんだ」ウェイドがそう語り残した通り、レブロンが真の意味でジョーダンの背中をとらえるのは並大抵の難しさではないだろう。破格のパワーで1920年代にベースボールの魅力を知らしめたベーブ・ルースと同じような意味で、ジョーダンはNBAを人気リーグにした立役者。そんな歴史的偉人に近づき、追い越そうと思えば、優勝リングの数で肩を並べる以上のインパクトが必要になってくる。
史上2人目のシーズン平均記録でトリプル・ダブルでも達成するか(編注:NBA史上では、オスカー・ロバートソンがただ1人、シーズン平均記録でトリプル・ダブルの成績を残している)。あるいは、中国、欧州へのNBAへのさらなる人気拡大に何らかの形で貢献するか……。まだ優勝経験が1回だけで、おそらくは10年前後の現役生活を残した選手を“史上最高のプレーヤー”と正面から比較するのは、あまりにも早計すぎるのも事実である。それでも
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、“バスケットボールの神”とまで呼ばれた男が50歳を迎えた今シーズン、現代のヒーローである“選ばれし男”が完全に本格化したことはどこか運命的にも思えてくる。歴史のトーチはついに次のランナーに手渡されたのか。レブロンはこれから先、いったどんな素晴らしいキャリアを紡いでいってくれるのか。スポーツファンは、今後しばらくNBAから目を離すべきではなさそうである。