精神科で後期研修医を始めると従来診断、ICD、DSMでそれぞれ診断名をつけるトレーニングをします。
診断名の精度を高めるために必要になります。
従来診断、ICD、DSMにはそれぞれの長所や短所があります。
従来診断では内因性や心因性を区別するために有用、ICDは精神科の診断書の標準とされているために有用、DSMは細かに改訂されているために現代の慣習に順応している点で有用です。
板橋区役所前メンタルクリニックのうつ病の診断基準のホームページ
では従来診断、ICD10、DSM5の診断基準を引用しているので参考にしてください。近々、ICD11やDSM5TRの診断基準も公開します。