【有料級】精神科専門医が解説する糖尿病薬と抑うつ気分 | 板橋の心療内科精神科|【公式】板橋区役所前メンタルクリニックの診療情報

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糖尿病の治療をされている患者様が抑うつ気分を訴えた際、糖尿病薬は変わってないか確認します。


糖尿病薬は嘔気の副作用が生じるものが少なくなく、嘔気があると気分も上向きになりません。


内科の薬であっても薬の変更前後の変化を評価することが重要です。


内科の先生は体重が減り、血液検査の値が良くなっていれば糖尿病薬の効果があると評価されることがありますが、嘔気によって気分が落ち込んでいたら健全な生活とはいえません。


特にメトホルミン、GLP1受容体作動薬、αグルコシダーゼ阻害薬には注意が必要です。